ストリーミングモデルにおける文字列処理アルゴリズム基盤
Project/Area Number |
17H06923
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Research Category |
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Theory of informatics
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
中島 祐人 九州大学, システム情報科学研究院, 助教 (80804682)
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Project Period (FY) |
2017-08-25 – 2019-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2017)
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Budget Amount *help |
¥2,730,000 (Direct Cost: ¥2,100,000、Indirect Cost: ¥630,000)
Fiscal Year 2017: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | 文字列処理アルゴリズム / ストリーミングモデル / Lyndon文字列 / アルゴリズム / 文字列情報学 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究課題では,ストリームデータ処理に注目した.ストリームデータは記号の列として表現できることから,文字列データとして捉えることが出来る.そのため,ストリーミングモデルにおける文字列処理アルゴリズムの開発は重要な課題である.文字列の組合せ論という文字列に関する深い性質に基づき,ストリーミングモデルにおける文字列処理アルゴリズム基盤の構築を目指した.ストリームデータ処理には,リアルタイムかつ省領域であることが求められており,挑戦的な課題である.効率的なアルゴリズムの開発には,データが持つ深い性質を利用することが必要不可欠であるということから,1.文字列の組合せ的性質の解明,2.ストリーミングモデルにおける文字列処理アルゴリズムの開発の2段階に項目を分け研究を行った. 平成29年度では1.を主に取り組んだ.最近注目を集めているLyndon文字列と呼ばれる文字列のクラスについて,その性質を解き明かすべく研究を行った.その成果として,Lyndon文字列に関する計4報の論文が国際学術雑誌及び国際会議に採択されている.この中で,Lyndon文字列に関する組合せ的な新たな知見や,圧縮文字列におけるLyndon文字列の性質に関する知見を得ている.また,その他1報の論文が国際会議に採択されている.2.についても研究を推し進め,本研究におけるストリーミングモデルにおける文字列処理アルゴリズムの第一歩的な成果を国内の研究会で発表している.また,Lyndon文字列に関する研究が注目され,国内の研究会において招待講演を行っている.
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Research Progress Status |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(1 results)
Research Products
(9 results)
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[Journal Article] The "Runs" Theorem2017
Author(s)
Hideo Bannai, Tomohiro I, Shunsuke Inenaga, Yuto Nakashima, Masayuki Takeda, Kazuya Tsuruta
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Journal Title
SIAM J. Comput.
Volume: 46(5)
Issue: 5
Pages: 1501-1514
DOI
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Peer Reviewed
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