Research Project
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
【MSAと他のパーキンソニズム関連疾患におけるtotal CRMP2,リン酸化CRMP2を免疫組織学的手法,ウェスタンブロッティングを用いた検討】①免疫組織学的検討:コントロールとMSA,PDの脳切片におけるtotal CRMP2,リン酸化CRMP2の発現について検討を行ったところ、MSAではtotal CRMP2,リン酸化CRMP2の発現が上昇していた。MSAの脳切片に対し、蛍光組織染色にてtotal CRMP2、リン酸化CRMP2、オートファジーマーカーLC3、リン酸化αシヌクレインで染色を行ったところ、total CRMP2、リン酸化CRMP2はLC3、リン酸化αシヌクレインと一部共局在を示した。また、PDでも軽度total CRMP2,リン酸化CRMP2の発現が上昇していたが、MSAと比較すると軽度であった。②凍結脳におけるtotal CRMP2,リン酸化CRMP2のウェスタンブロッティングを用いた検討:凍結脳(前頭前野、小脳皮質、小脳白質、中脳)をfractionationし、可溶分画、不溶分画に分け、それぞれの分画におけるtotal CRMP2,リン酸化CRMP2の発現について検討を行った。前頭前野の不溶分画においてリン酸化CRMP2については発現のばらつきがあり一定の傾向は得られなかったが、total CRMP2の発現がMSA,PDで上昇傾向であった。一方可溶分画においてはリン酸化CRMP2はMSA,PDで低下傾向を示した。
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Neurochemistry International
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