Development of RBM-Based Cognitive Architecture Focused on the Hippocampus
Project/Area Number |
17J00580
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Cognitive science
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Research Institution | Keio University |
Principal Investigator |
大澤 正彦 慶應義塾大学, 理工学研究科, 特別研究員(DC1)
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Project Period (FY) |
2017-04-26 – 2020-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2019)
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Budget Amount *help |
¥3,100,000 (Direct Cost: ¥3,100,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2018: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2017: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
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Keywords | 汎用人工知能 / ヒューマンエージェントインタラクション / 相互適応 / 社会的承認 / 制限付きボルツマンマシン / 認知アーキテクチャ / 海馬 / 前頭前野 / テレプレゼンスロボット / 適応 / 機械学習 / 深層学習 / DALP / SHRBM / ILRBM / ABAM |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究課題は主にマウスやラットに代表されるげっ歯類と呼ばれる哺乳類を参考に,海馬という脳領域を中心的に位置付けた認知アーキテクチャの開発を目指した.また作成したアーキテクチャは人とのインタラクションを前提としたロボットに導入し,工学的応用性の認知的側面の両面において有用性を検証した.昨年度までは神経科学的側面,工学的側面,認知科学的側面からそれぞれに関して進展があったのに対し,本年度はこれまでの研究を総括し,各分野を統合した新たな研究アプローチを発見し,まとめた. 特に重要な成果は,汎用人工知能の構築を目指す上での定義方法や研究アプローチに関するものである.元来の汎用人工知能の定義は,汎用人工知能が持つべき機能要件を列挙することによって行われる傾向があった.しかしながら,本研究プロジェクトにおいて工学,神経科学,認知科学を統合して研究する中で,新たな定義方法や研究アプローチを発見するに至った.それは,人工物とインタラクションする人の集合としての社会に,その人工物が汎用人工知能であると承認される,社会的承認をもって定義する方法である.この社会的承認による定義に基づいて研究を推進することで,汎用人工知能実現に向けた新たな研究アプローチを発見できた.当該内容は,認知科学会の報告者が主催するオーガナイズドセッションにて,広く発表された. また,人工物が社会的承認を得る上で,人との相互適応が特に重要な機能であることを明らかにし,本研究プロジェクトで開発した個別技術やアーキテクチャが人との相互適応を円滑化するために寄与することがわかった. 今後は本研究プロジェクトの後続として,人との相互適応を中心的なテーマに据えたプロジェクトを計画・実施していく予定である.
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Research Progress Status |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(3 results)
Research Products
(62 results)