Project/Area Number |
17J02425
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
General medical chemistry
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
宮内 弘剛 東京大学, 理学系研究科, 特別研究員(DC1)
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Project Period (FY) |
2017-04-26 – 2020-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2019)
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Budget Amount *help |
¥2,800,000 (Direct Cost: ¥2,800,000)
Fiscal Year 2019: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2018: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2017: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | トランスポーター / X線結晶構造解析 / 結晶構造 / 多剤薬剤排出 / 膜タンパク質 |
Outline of Annual Research Achievements |
申請者は、薬剤の腎臓毒性を決定する因子である多剤排出輸送体MATEを研究テーマにし、その三次元構造を明らかにする研究を実施してきた。 申請者は、X線結晶構造解析という手法を用いてこの課題に取り組んできた。タンパク質のX線結晶構造解析には、タンパク質の結晶化が必須であり、そのためには目的タンパク質を性質を保ったまま大量に精製することが必要不可欠である。ヒトに由来するMATEはその発現量が低く、また非常に不安定であったことから、精製が極めて困難であることが予想された。 そこで申請者はヒトに近縁の哺乳類であるヒツジに由来するMATEが結晶化の見込みが高いことを見出し、昆虫細胞培養系を用いた発現系の最適化・精製条件の最適化・可溶化に用いる界面活性剤の組成を検討し、高純度に、そして大量にヒツジ由来のMATEを調製することに成功してきた。さらに、申請者が構造決定に成功したシロイヌナズナに由来するMATEを元に、結晶性を高める変異を導入し、結晶化を検討してきた。
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Research Progress Status |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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