球技系競技のハーフタイムにおける効果的なRe-warm up方法の検討
Project/Area Number |
17J02878
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Sports science (A)
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
柳岡 拓磨 早稲田大学, スポーツ科学研究科, 特別研究員(DC2)
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Project Period (FY) |
2017-04-26 – 2019-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2018)
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Budget Amount *help |
¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
Fiscal Year 2018: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2017: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | ハーフタイム・コンディショニング / Re-warm up / 間欠性スプリントパフォーマンス / 筋活動 / エネルギー代謝 / 筋酸素動態 / 体温 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、球技系競技の競技間の休息(ハーフタイム、インターバル)においてウォーミングアップを再び行うこと(Re-warm up:RW)がその後の間欠性スプリントパフォーマンスに与える影響を検討し、臨床応用が容易かつ間欠性スプリントパフォーマンスの維持・向上に効果的なRWプロトコルを提案することを目的とした。 本研究の結果、3分間の最大酸素摂取量(VO2max)の30%の強度の自転車運動を行うRWと1分間の90% VO2maxの強度の自転車運動を行うRWは、ハーフタイム中に安静を保った場合と比較し、同程度の間欠性スプリントパフォーマンス向上効果を有することが明らかとなった。またそのメカニズムは、3分間の30% VO2maxの強度の自転車運動を行うRWでは筋放電量の上昇、1分間の90% VO2maxの強度の自転車運動を行うRWでは、筋の周波数の上昇(動員される筋タイプが変化した可能性)が示唆された。さらに、RW後の主観的運動強度は、1分間の90% VO2maxの強度の自転車運動を行うRWにおいて、他の試行と比較し高値を示すことが明らかとなった。 サッカーの試合において、15分間のハーフタイムでRWのために確保できる時間は僅かであり、チームの状況によってその程度は異なる。従って、本研究の結果から、RW後の間欠性スプリントパフォーマンスの維持・向上のためには、RWのために確保できる時間によって3分間・30% VO2maxおよび1分間・90% VO2maxの強度のRWを使い分けることが推奨される可能性が示された。
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Research Progress Status |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(9 results)