自伝的記憶の概括化のメカニズムの解明:神経基盤からのアプローチ
Project/Area Number |
17J04080
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Clinical psychology
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
松本 昇 名古屋大学, 情報学研究科, 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2017-04-26 – 2020-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2019)
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Budget Amount *help |
¥4,420,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥1,020,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2018: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2017: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
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Keywords | 自伝的記憶 / 抑うつ / PTSD / スキーマ / トラウマ / エピソード記憶 / 自伝的記憶の概括化 / うつ病 / 自己参照 / 実行機能 / fMRI |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度に予定していたfMRI研究は実施が難航し、計画を変更して研究を進めることとなった。昨年度までの研究において,自己参照や非機能的スキーマを基盤とする概括的な記憶の直接検索が抑うつと強く関連することが明らかとなってきたため,この知見を拡張すべく,大うつ病患者やコミュニティサンプルを対象に,抑うつと直接検索・無意図的想起に関するデータを取得を実施した。これらの結果は仮説を支持するものであり,抑うつ群では概してネガティブ記憶の直接検索・無意図的想起が多かった。 また、これらの研究の一環として、自伝的記憶の詳細さを測定するAutobiographical Interviewの翻訳や、自伝的記憶プロトコルの自然言語処理技術の開発を進めた。これらの手法は今後の研究応用が見込まれ,次なる研究テーマへと結びつくものであると認識している。 さらに,本年度は当該研究課題の最終年度にあたるため,研究の集大成となるレビューの作成と,これまでの成果についての発表を行った。研究成果は,国際誌に2本発表された(Cognitive Therapy and ResearchおよびJournal of Behavior Therapy and Experimental Psychiatry)ほか,国際学会や研究会4件において発表された。レビュー論文は執筆済みであり,共著者の最終確認が取れ次第,投稿へ移る予定である。
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Research Progress Status |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(3 results)
Research Products
(38 results)