Project/Area Number |
17J04232
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
High performance computing
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Research Institution | Japan Advanced Institute of Science and Technology |
Principal Investigator |
北 直樹 北陸先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 特別研究員(DC2)
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Project Period (FY) |
2017-04-26 – 2019-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2018)
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Budget Amount *help |
¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
Fiscal Year 2018: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2017: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | 球面レイアウト / マッピング / データ可視化 / バーチャルリアリティ / コンピュータグラフィックス / 情報ハイディング / 視覚復号型秘密分散法 |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は、主にフランス L’Ecole de Design Nantes Atlantique の READi Design Labで行った研究成果を国内学会において口頭にて発表した。また、同研究テーマは国内論文誌にも採録された。 提案手法は2次元(2D)平面上で定義された任意のプロット(点群)データを球面上へマッピングする手法を提案するものである。単位球面上へできるだけ大きくかつ歪みが小さくなるようにマッピングすることを可能とする点が特徴である。提案手法は任意の2Dプロットを扱うことができ、昨年度提案した「コモン・シェアを用いた(k,n)-EVCS」と組み合わせることを想定している。これは複数枚の画像を重ね合わせることで複数の秘密画像あるいは秘密情報が復元可能で、かつ秘密分散法の要請を満たすパターン生成手法である。同手法はエンタテインメントや視覚復号型暗号への応用が様々考えられる汎用性の高い手法であった。しかし、同手法およびこれまでの視覚復号型暗号は2次元グリッド状の画素の並びを前提としたパターンとして、すなわち通常の2次元画像を前提としたユークリッド空間におけるパターン合成手法であった。他方で、今回提案した手法を利用することで2次元ユークリッド空間上のプロット(画素)を非ユークリッド空間である球面上にマッピングすることが可能となる。すなわち「非ユークリッド空間(球面) における視覚復号型暗号」という新たな研究分野開拓に繋がる提案を行うことが可能となった。 以上より、「複数枚の画像を重ね合わせることで複数の秘密画像あるいは秘密情報が復元可能であり、かつ秘密分散法の要請を満たした新規的なパターン生成手法を確立する」という研究目的を「コモン・シェアを用いた(k,n)-EVCS」を提案することで達成し、さらに本年度の成果によってより発展的な課題への展望が開けたものと考える。
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Research Progress Status |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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