Project/Area Number |
17J04308
|
Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Sociology
|
Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
高橋 今日子 東京大学, 新領域創成科学研究科, 特別研究員(DC2)
|
Project Period (FY) |
2017-04-26 – 2019-03-31
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2018)
|
Budget Amount *help |
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2018: ¥400,000 (Direct Cost: ¥400,000)
Fiscal Year 2017: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
|
Keywords | 可処分時間 / 生活時間 / 郊外化 / 生活の質 / 満足度 / ライフスタイル |
Outline of Annual Research Achievements |
出産による採用中断前の2018年4月から7月までの間は、昨年度に実施した可処分時間に関する文献レビューに基づき、可処分時間と主観的生活の質(満足度)との関係性及び可処分時間の実態の把握のために、東京大都市圏を事例に質問状調査を実施した。 質問状調査では、主観的生活の質の指標である満足度(人生全般に対する満足度と各々の時間(仕事・通勤・家事・余暇など)に対する満足度、社会生活(友人とのつきあい・家族との生活・自己実現など)に対する満足度)を指標に加え、生活時間の各々の時間量に対してどのように主観的生活の質が変化するか測れるように設定し実施した。また、有業者の生活時間の大半を占める仕事時間に対して、時間量だけでなく、就業形態・業種・仕事環境・仕事満足度が向上するための事項などを質問し、仕事が主観的生活の質にどのように影響を与えるか包括的に検証する。また、郊外化との関係性を検証するため、社会生活基本調査では入手できなかった回答者の所在地を質問し、地理的観点からも検証できるようにしている。サンプル収集に関しては、10,000サンプルからスクリーニングを行い、東京大都市圏(東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県)の有業者にターゲットを絞り、400サンプルの有効回答を得た。 郊外化の議論に関しては、サステイナビリティ学における博士課程の必修カリキュラムGlobal Field Exerciseを受講する過程で、郊外化と生活の質の関係性において、先進事例から検証を行い、国際ジャーナルChallenges in Sustainability Scienceに投稿論文が受理され、出版された。 8月に出産となったため、今年度の採用期間は妊娠しながらの研究活動となり、健康上の理由から研究の進捗に遅れが生じているが、地道ながらも粘り強く研究を続けていく予定である。
|
Research Progress Status |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
|