Elucidation of novel juvenile hormone signaling that has triggered termite social evolution
Project/Area Number |
17J06352
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Ecology/Environment
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Research Institution | National Agriculture and Food Research Organization |
Principal Investigator |
増岡 裕大 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 昆虫制御研究領域 昆虫機能制御ユニット, 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2017-04-26 – 2020-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2019)
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Budget Amount *help |
¥4,420,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥1,020,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2018: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2017: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
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Keywords | シアロリ / 社会性進化 / 不妊カースト / 兵隊 / 幼若ホルモン / シロアリ / 兵隊分化 / HR39 / 変態制御因子 / エクダイソン |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究課題はシロアリの社会性進化を促したと考えられる不妊兵隊カーストの進化機構の解明を目指すものである。当該年度は本研究課題の最終年度であり、これまで明らかとなった兵隊分化の決定因子であるHR39遺伝子の標的遺伝子の探索を行った。HR39遺伝子のノックダウン個体を用いて行ったRNA-seq解析によってHR39の下流遺伝子の絞り込みを試みた。その結果、ショウジョウバエにおいて翅形成に関わる遺伝子がHR39の下流で兵隊特異的な形態形成を制御することが示された。また、細胞増殖に関わるInR遺伝子の内、シロアリを含むゴキブリ目でのみ獲得されたInR3もHR39の下流で発現制御を受け、兵隊特異的な頭部の巨大化に関わることが示された。以上のことから、幼若ホルモン(JH)の制御化に再配置されたHR39遺伝子が、形態形成や細胞増殖に関わる遺伝子群が制御することにより、シロアリ特異的な兵隊分化を可能にしていることが示唆された。
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Research Progress Status |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(3 results)
Research Products
(14 results)