Project/Area Number |
17J08086
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Applied health science (B)
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Research Institution | Kumamoto University (2019) Yamaguchi University (2017-2018) |
Principal Investigator |
長久 広 熊本大学, 発生医学研究所, 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2017-04-26 – 2020-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2019)
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Budget Amount *help |
¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,500,000)
Fiscal Year 2019: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2018: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2017: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | 低酸素 / 代謝特性 / 加齢変化 |
Outline of Annual Research Achievements |
骨格筋の低酸素状態は低酸素曝露だけでなく運動や疾病等によっても生じ,その応答の生体内での機序を明らかにすることは,より良いトレーニング方法や治療戦略の開発に役立つと考えられる。しかし現在,低酸素曝露が骨格筋に及ぼす影響を示した研究は一貫した結果を示していない。低酸素曝露は,骨格筋に形態的な変化として血管新生あるいは筋萎縮をもたらす。低酸素曝露の応用例として,間欠的低酸素曝露や低酸素トレーニングがあり,この両者は部分的には通常の低酸素曝露とは異なる機序で血管新生をもたらす可能性がある。本研究では,低酸素曝露が骨格筋に及ぼす影響を示し,低酸素による血管新生の促進にサテライトセルが関与するか否かを議論した。 低酸素曝露は,骨格筋に形態的な変化として血管新生あるいは筋萎縮をもたらす。このうち血管新生は,VEGF-Aの増加に関わるHIF-1αやPGC1αの増加に起因して生じると考えられる。低酸素曝露の応用例として,間欠的低酸素曝露や低酸素トレーニングがあり,この両者は部分的には通常の低酸素曝露とは異なる機序で血管新生をもたらす可能性がある。筋萎縮は血管新生と競合すると考えられ,低酸素曝露による影響を見る際には,血管新生と併せて分析を行う必要がある。低酸素曝露の際のサテライトセルの活性化は血管新生以外の適応のために生じるが,低酸素トレーニング時にはサテライトセルの活性化が血管新生を誘導する可能性が考えられる。以上の結果は“低酸素曝露が生体内の骨格筋細胞に及ぼす影響”というタイトルで体力科学において2019年に発行された。
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Research Progress Status |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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