水平的情報構造が持続可能なエビ養殖業づくりに及ぼす効果分析
Project/Area Number |
17J08994
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Agricultural science in rural society and development
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
李 根雨 東京大学, 新領域創成科学研究科, 特別研究員(DC2)
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Project Period (FY) |
2017-04-26 – 2019-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2018)
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Budget Amount *help |
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 2018: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2017: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | 博士号 / 研究科長賞 / AE&M / World Development / 国際開発研究 / 応用農業経済学会(AAEA) / 持続可能な開発学会 / 日本経済学会 2018年度秋季大会 / エビ養殖 / 社会ネットワーク抽出法 / 無作為抽出 / 層化抽出法 / ソーシャル・ ネットワーキング・サービス / 互恵主義 / SNS上の実践コミュニティ |
Outline of Annual Research Achievements |
2018年度に筆者はベトナムとタイの集約型エビ養殖産業についての研究を行ない、博士論文を執筆して6月に博士号を取得した。この博士論文で2019年3月に東京大学新領域創成科学研究科長賞を受賞した。そして、下記の論文を執筆して夫々を海外の学術誌に投稿した。 [1]筆者はベトナムでエビ養殖農家の抗生剤使用と農家の水質管理能力の相関関係を確認するための研究を行なった。分析の結果、Better Management Practiceに関するトレーニングを受けた人より受けなかった人の方が残留抗生剤の検出値が高いことがわかった。この論文は2019年2月にAquaculture Economics & Management(AE&M)という学術誌に掲載された。 [2]筆者はベトナムでエビ養殖農家を対象に農業情報の波及効果に関するフィールド実験を行なった。検証結果に基づいて論文を書き、2018年度に応用農業経済学会(AAEA)、持続可能な開発学会、日本経済学会 2018年度秋季大会で口頭発表を行った。そして、この論文を去年の12月にWorld Developmentという学術誌に投稿した。2019年4月に編集長より修正及び再提出の連絡をもらい修正中である。 [3]筆者はタイのエビ農家が自発的に作ったフェイスブック上のコミュニティ・グループを対象に研究を行なった。分析結果に基づいて論文を書き、2018年度に韓国経済学会、持続可能な開発学会で発表した。また、今年の11月にミシガン大学で会開催される予定の持続可能な開発学会で口頭発表を行った。そして、この論文を去年の12月にWorld Developmentという学術誌に投稿した。現在、同誌からのレビューを待っている。 [4]2019年3月、修士論文を改正して執筆した論文が国内の学術誌(国際開発研究)に掲載された。
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Research Progress Status |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(10 results)