Project/Area Number |
17J09765
|
Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Web informatics, Service informatics
|
Research Institution | Fukuoka Institute of Technology |
Principal Investigator |
槇 俊孝 福岡工業大学, 工学研究科, 特別研究員(DC2)
|
Project Period (FY) |
2017-04-26 – 2019-03-31
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2017)
|
Budget Amount *help |
¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
Fiscal Year 2017: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
|
Keywords | オープンデータ / Linked Data / RDF / 観光 / 語彙 / リンク推定 |
Outline of Annual Research Achievements |
Linked Open Data (LOD) は、Resource Description Framework (RDF) に基づき、ウェブ上のリソースを主語、述語、目的語の関係で表現したメタデータであり、Uniform Resource Identifier (URI) によってそれぞれのリソースの意味関係を横断的に表現できる特徴を有する。LODは、オープンデータの公開方法の1つとして脚光を浴びており、日本国内においても公共施設や統計情報などのデータがLODとして公開されつつある。しかし、LODの公開状況を調査したところ、各リソースのメタデータがURIで記述されることなく単独で存在しているLODが多く、また、それぞれのLODにおいて独自の述語が用いられている傾向が強いことが明らかになった。つまり、LOD間に横断的なリンクが形成されにくい状態にあり、意味概念が継承されないことが起因してLODを利用することが難しい現状にある。この課題を解決するため、LODを知識構造化するResource Propagation Algorithm (RPA) を提案し、リソース間の潜在的なリンクを推定して補完する技術を実装した。また、観光領域のLODを対象とした観光語彙基盤を提案し、既存のLODにおける述語を自動的に名寄せできるようにして、複数のLODを統一的に取り扱うことが可能な技術を実装した。 福岡県糟屋郡新宮町の地域データを対象として実証実験を行ったところ、観光語彙基盤によって神社や寺院、史跡、公園などの観光に関する様々なリソースを横断的にリンクして関係付けられることが示された。また、正解データのLODを用いてRPAの有効性を検証したところ、潜在的なリンクを精度よく推定して補完できることが確認され、LODの二次利用促進に寄与する見通しが得られた。
|
Research Progress Status |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
|