視触覚のクロスモーダルな質感認知の脳機能解明と高質感の表面加工への適用
Project/Area Number |
17J40084
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Intelligent mechanics/Mechanical systems
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Research Institution | Okayama University |
Principal Investigator |
于 英花 岡山大学, ヘルスシステム統合科学研究科, 特別研究員(RPD) (60812039)
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Project Period (FY) |
2017-04-26 – 2020-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2019)
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Budget Amount *help |
¥4,420,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥1,020,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2018: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2017: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
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Keywords | 質感認知 / 触覚脳機能 / クロスモーダル / 脳イメージング |
Outline of Annual Research Achievements |
21世紀の産業界では,「高質感」のもの作りが求められ量から質への転換が要請されている中で,製造現場において製品の高質感に関わる加工パラメータの設定が喫緊の課題である。本研究は,このような現状を踏まえて,質感認知特性に基づいた高質感の表面加工システムの提案を目指して,質感認知の脳内処理メカニズムの解明,高質感に寄与する物体属性パラメータの特定を一体化した工学・脳科学融合の研究を推進してきた。これまでの研究成果は,主に下記の4項目に要約できる。1)触覚と視覚の記憶の継時的形成過程に注目した学習パラダイムを適用した心理物理学実験の実施により,素材の物理特性と質感評価の関係を検討した。2)fMRI実験の実施により,視触覚クロスモーダルな質感認知の視覚情報優位性を明らかにした。3)PPI(Psycho-Physiologic Interaction)解析・拡散テンソル画像解析を取り入れ,質感認知の脳内機能的・解剖的ネットワークを検討した。4)素材の物理パラメータ・質感評価データ・脳活動パターンの三者の関係性を検討でき,表面加工質感情報データベース・モデルを提案した。 今後,代表者は,これらの研究成果をさらに発展させて,マルチモーダルな質感認知の脳機能の理解を深めると同時に,加工パラメータによる仕上げ製品の質感評価や製品の質感向上への応用を進めていく。
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Research Progress Status |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(3 results)
Research Products
(15 results)