Traits of Exercise Habit among Health Related Behavior
Project/Area Number |
17K01669
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Research Field |
Sports science
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
高見 和至 神戸大学, 人間発達環境学研究科, 教授 (50236353)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2020: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2019: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2018: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2017: ¥2,210,000 (Direct Cost: ¥1,700,000、Indirect Cost: ¥510,000)
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Keywords | 習慣 / 習慣強度 / 運動 / 喫煙 / パチンコ / 飲酒 / 歩行通勤 / 犬の散歩 / 身体活動 / スポーツ / 健康行動 / スポーツ心理学 / 健康科学 / 運動習慣 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は,「習慣強度の観点から運動習慣を各種健康関連行動と対比,分析し,運動や他健康関連行動の習慣化を促進するための新たな知見を提示すること」である.そこで,本研究では実際の行動の頻度や継続期間ではなく,心理変数としての「習慣強度」に着目し,共通した心理尺度(運動習慣強度尺度:髙見,2014,自己報告式習慣指標:Verplamken et al.2003)を用いて複数の健康関連行動を調査してきている.これまでに,「運動・スポーツ」「喫煙」「飲酒」「歩行通勤」「パチンコ」の計5種類のデータ収集を完了している. 2021年度までに,2件の国内学会,1件の国際学会での発表を行っているが,学会誌等での研究成果の公表が遅れていた.そこで,2022年度にまず一本目,『日本語版自己報告式習慣指標(SRHI-J)の開発(神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要,16-2』が掲載された.本論文はThe Self-Report Habit Index (Verplamken et al.2003)の日本語版開発を報告した内容で,原著者の許諾を得て質問項目を日本語に翻訳し,4つの習慣的行動のデータから信頼性および妥当性を検証した.当論文は本学リポジトリよりフリーダウンロードが可能となっている. さらに,『運動習慣の心理的プロセスの探究―運動・喫煙・パチンコ他における習慣強度の構造― 』を学会誌に投稿済みで,現在は第二回査読中である.本論文は,研究課題「健康関連行動における運動習慣の特殊性:習慣強度の心理的プロセスからの探求」のまとめとなる論文である.運動の習慣強度を測定する2つの質問紙尺度から運動習慣の心理的プロセスを明らかにするとともに,上記SRHI-Jを用いて,喫煙やパチンコなどの行動と比較検討している. 最終年度(2023年度)は,上記の研究を進展させる新規調査を予定している.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
本課題は研究期間の延長を行ってきたが,国内学会及び国際学会での成果発表を済ませ,論文発表も2022年度に一本目が完了した.現在(2023年5月),二本目の投稿中であるが,査読対応に時間がかかり掲載に至っていない. また,運動に関する生活習慣として「犬の散歩」を対象とした新規調査を計画していたが,新型肺炎流行によって日常の生活様式が一時的に変化している可能性が上記の論文査読者からも指摘されている.そこで,新型肺炎流行による生活様式の変化の一定の終息を待つ必要があった.現在の社会情勢を考慮して,2023年9月の調査実施を計画している.
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Strategy for Future Research Activity |
2023年度が最終年度となるので,学会誌投稿中の結果を待って対応し,いづれにせよ2023年度内の論文掲載,研究成果の発表を完遂する. また,研究の進展として,2023年9月に新規調査を行い,データ収集を済ませる.この調査結果については,2023年度内での論文投稿,2024年度での学会発表を行いたい.
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Report
(6 results)
Research Products
(13 results)