Project/Area Number |
17K02777
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Research Field |
Japanese linguistics
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Research Institution | The University of Tokyo (2020-2022) Hiroshima University (2017-2019) |
Principal Investigator |
小西 いずみ 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 准教授 (60315736)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥2,600,000 (Direct Cost: ¥2,000,000、Indirect Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2021: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2020: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2019: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2018: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2017: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
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Keywords | 終助詞 / 富山方言 / 奈良田方言 / 疑問文 / 命令文 / 調査票 / 広島方言 / 出雲方言 / 行為要求(命令・禁止)表現 / 松山方言 / コーパス / 文献データベース / 方言音声 / 山梨県奈良田方言 / 日本語方言 / 対照研究 |
Outline of Annual Research Achievements |
2022年度は、年度当初の研究計画をふまえ、次のことを行った。 (1) 方言終助詞の記述を行った先行研究データベースの更新:(1a) 日本語方言の終助詞を扱った先行研究の文献データベースを更新した。(1b) 標準語(全国共通語)および、各地域の任意の代表方言から、方言終助詞のバリエーション、個々の終助詞の体系上の位置づけ(平叙文・疑問文・命令文などの文タイプや、終助詞どうしの承接)、主な意味特徴などを整理した。また、先行研究の一部から、標準語(全国共通語)例文を抽出し、終助詞の体系を把握するための全国共通 基礎調査項目の試作版を更新した。(1c)学生の協力を得て各地方言の疑問文に関する調査票を作成した。 (2) フィールドワーク(面接質問調査)、内省による記述:山梨県早川町奈良田、富山県富山市の方言話者を対象とした臨地またはオンライン面接質問調査を行った。また富山市方言話者として内省にもとづく記述を行った。また、学生の協力を得て各地方言の疑問文に関するデータを収集した。 (3) 既存の談話資料の調査:COVID-19の影響により(2)の調査が当初計画より進まないため、それを補うために方言談話資料の用例調査を実施した。 (4) 成果の公表、公表準備:上記および昨年度までの調査・研究の成果を、学会等発表、書籍中の論文、データリポジトリ登録のデータ集として刊行・公開、あるいは原稿を提出した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
COVID-19の影響により秋頃までフィールドワークが行えなかったため。
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Strategy for Future Research Activity |
COVID-19の感染法上の位置づけが変わることによりフィールドワークがほぼ支障なく行える状況になると見込まれる。計画的に調査計画を立て、臨地調査と既存資料にもとづく成果を発表する。
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Report
(6 results)
Research Products
(29 results)