高齢者のライフレビューが生起するとき―奏功機序の解明と技法論の構築に向けて―
Project/Area Number |
17K04424
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Research Field |
Clinical psychology
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Research Institution | Kagawa University |
Principal Investigator |
林 智一 香川大学, 医学部, 教授 (70274743)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥3,640,000 (Direct Cost: ¥2,800,000、Indirect Cost: ¥840,000)
Fiscal Year 2021: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2020: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2019: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2018: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2017: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
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Keywords | 高齢者 / ライフレビュー / 介護老人保健施設 / 奏功機序モデル / 奏効機序 / 技法論 / 個人心理療法 |
Outline of Annual Research Achievements |
1.研究協力者の募集・ライフレビュー面接の実施・本年度の面接者数 介護老人保健施設に協力を依頼していたが、今年度も新型コロナ禍のため、施設内への部外者の訪問が禁止されていた。よって、面接調査ができず、本年度の面接者数は0であった。 2. コロナ禍までに得たデータを基にした発表を検討していたが、発表できそうなテーマはすでに尽きてしまい、今年度は学会発表も論文作成もできなかった。 3. ただし、本科研費により収集した資料をもとに、テキストの分担執筆を行い、2023年5月23日に発刊された。
林 智一 2023 第9章 発達心理学と高齢者における心理的ケア竹森元彦編著 医療系のための臨床心理学 講談社 pp.137-154.(科研費による部分は、そのうち3節 高齢者のケアの部分。科研費により収集した文献資料をもとに執筆)。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナ禍のため、本年度計画していた認知症高齢者に対するライフレビュー面接が実施できなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
研究期間の1年延長を申請したが、新年度、新型コロナ禍が落ち着いて、老人保健施設に入れるようになれば、データ収集を再開していきたい。ただし、高齢者施設では慎重な対応が続いているため、現時点ではまだ再開のめどはついていない。 また、新型コロナ禍以前に得たデータを基にした発表テーマも尽きてしまい、学会発表や論文発表に行き詰まっている状況である。 今後は一部、当初の研究計画を変更して、認知症高齢者のライフレビューに関する検討を実施しないこととすれば、当初の目的の大半については、延長した新年度に向けて研究成果のとりまとめが可能となる。既存のデータを基にした報告書執筆を新年度の目標としたい。
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Report
(6 results)
Research Products
(25 results)