子ども「参加」による「持ち運び」のできる評価に関する研究
Project/Area Number |
17K04591
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Research Field |
Education
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Research Institution | Poole Gakuin University |
Principal Investigator |
石原 陽子 プール学院大学, 国際文化学部, 准教授 (20533350)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
三石 初雄 帝京大学, 付置研究所, 教授 (10157547)
安井 茂喜 プール学院大学, 教育学部, 准教授 (40756889)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2018-03-31
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Project Status |
Discontinued (Fiscal Year 2017)
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Budget Amount *help |
¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2018: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2017: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
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Keywords | 評価 / 子ども参加 / 教育評価 |
Outline of Annual Research Achievements |
学習指導要領が改訂され、教育現場には児童生徒に育成する能力が変化しただけでなく、評価を見据えた教育実践が求められている。子どもの主体的な学びを重視するとき、本研究テーマにあるように、子ども「参加」による「持ち運び」のできる評価が重要だと考える。本研究では堺市立小・中学校の教員と協働的に実践し、その成果と課題を考察している。ICEモデルによる学習展開の作成と実践、学習過程に子どもと作る評価基準の作成を取り入れた。実践内容はビデオを基に視聴し、研究者と実践者とで協働研究をした。子どもが学習の主体になるためには子ども自身が評価基準を理解することの重要性を確認した。子どもが学習過程の中で自らの学習を対象化し俯瞰していく過程を重視した。主体的学習者とは、自らの学習を自己制御することが可能な状態を作ることであるといえよう。 上記のような実践的な協働研究をするだけでなく、帝京大学教授土持ゲーリー氏の講義を受けたり、広島県で評価について先進的に研究している学校を訪問し授業観察とインタビューを実施したりして、研究を深化させた。 1年間の研究成果は、2017年度日本カリキュラム学会で発表した。また、年度末に研究分担者、研究協力者と共に「評価を見据えた学習デザイン―子どもの主体的な学びを核としてー」として研究の途中経過を整理し出版した。広く小中学校の教員に読んでもらい評価を見据えた学習展開の必要性について理解を得る機会を作った。
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Report
(1 results)
Research Products
(3 results)