プロテオーム解析による慢性炎症性脱髄性多発神経炎の新規エピトープの同定と病態解明
Project/Area Number |
17K09774
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Research Field |
Neurology
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
別府 美奈子 千葉大学, 大学院医学研究院, 助教 (70623669)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田中 知明 千葉大学, 大学院医学研究院, 教授 (50447299)
森 雅裕 千葉大学, 大学院医学研究院, 准教授 (70345023)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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Project Status |
Discontinued (Fiscal Year 2018)
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Budget Amount *help |
¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
Fiscal Year 2019: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2018: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
Fiscal Year 2017: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
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Keywords | 慢性炎症性脱髄性多発神経炎 / プロテオーム / 脳・神経 |
Outline of Annual Research Achievements |
慢性炎症性脱髄性多発神経炎(Chronic inflammatory demyelinating polyneuropathy:CIDP)は自己免疫機序により末梢神経に脱髄を生じる疾患であり、慢性に進行する対称性の四肢の筋力低下と感覚障害を主徴とする。CIDPの病態には液性免疫が関与することが推定されており、これまで自己免疫の標的分子に着目した研究が行われてきたが、自己抗体は見つかっていない。CIDPは臨床病型によりtypical CIDP とmultifocal acquired demyelinating sensory and motor neuropathy(MADSAM) を含むatypical CIDPに分類され、病型毎に病態が異なると考えられている。そこで、われわれはprotein active array systemを用いて約1433種類の蛋白質からCIDPの患者血清IgG中の自己抗体の網羅的探索を行った。Typical CIDPで少なくとも1症例以上で陽性であった抗原について、バイオインフォマティクスのデータベースを用いて、その機能を調べると、Biological processとして細胞表面やG蛋白質関連の受容体が多く見られた。Molecular functionとしてペプチド結合や脂質結合が多く見られ、陽性となっている分子の約半分が受容体分子であり、一定の傾向があることがわかった。さらに、正常対照に較べてtypical CIDPの複数症例で高値を示す蛋白質が3種類みつかった。これについてELISAを行ったところ、そのうちの一つの蛋白質に対する自己抗体が、CIDPと疾患対照群を比べて、CIDPで優位に高値であった。
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Report
(2 results)
Research Products
(3 results)