Project/Area Number |
17K10415
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Research Field |
Radiation science
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Research Institution | Osaka Metropolitan University (2022) Osaka City University (2017-2021) |
Principal Investigator |
三木 幸雄 大阪公立大学, 大学院医学研究科, 教授 (80303824)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
米田 哲也 熊本大学, 大学院生命科学研究部(保), 准教授 (20305022)
酒井 晃二 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (20379027)
坂本 真一 大阪公立大学, 大学院医学研究科, 登録医 (40464648)
河邉 讓治 大阪公立大学, 大学院医学研究科, 准教授 (60295706)
下野 太郎 大阪公立大学, 大学院医学研究科, 准教授 (70340817)
嶋田 裕之 大阪公立大学, 大学院医学研究科, 登録医 (90254391)
伊藤 義彰 大阪公立大学, 大学院医学研究科, 教授 (90265786)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2021: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2020: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2019: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2018: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2017: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
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Keywords | 磁気共鳴画像 (MRI) / 陽電子放出断層撮影 (PET) / アルツハイマー病 / アミロイド / 脳温度 / 位相差強調画像 / PADRE / 磁気共鳴画像(MRI) / アミロイドβ |
Outline of Annual Research Achievements |
MRIの撮像データに含まれる位相差情報を反映した画像 (phase difference enhanced magnetic resonance imaging; PADRE) により、脳に沈着したアミロイド描出が可能であること、および、MRI拡散強調画像データを計算式にあてはめることによって脳温度の計測が可能であることは、われわれが先行研究にて明らかにしていた。 本研究は、PADREを、最も頻度が高い認知症であるアルツハイマー病 (AD)に適用し、ADの病態解明および早期診断法の開発を目指したものである。 AD患者8名と年齢・性別をマッチさせた健常者10名に対してPADREとアミロイドPETを撮像した。関心領域を楔部、楔前部、上前頭回、上側頭回に設定した。PADREの関心領域における低信号域を定性的・半定量的に解析した。またアミロイドPETの関心領域におけるstandardized uptake value (SUV)比の平均値を計算した。各関心領域における、PADREの定性的評価、PADREの判定量的評価、アミロイドPETのSUV比の間の相関についてSpearmanの相関係数を計算した。 楔前部においてPADREの定性的評価とアミロイドPETのSUV比の間に有意な相関を認めた(相関係数 = 0.5; P値 = 0.034)。楔部においてPADREの半定量的評価とアミロイドPETのSUV比の間に有意な相関を認めた(相関係数 = 0.55; P値 = 0.02)。 PADREはアミロイドPETのSUV比を予測できる可能性があり、ADの診断における有用性が示唆された。 この研究成果は下記の論文に発表した。Takita, et al. Magn Reson Med Sci. 2023; 22(1):67-78. doi: 10.2463/mrms.mp.2021-0123.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
大阪公立大学(旧大阪市立大学)医学部附属病院のサイクロトロンが故障のため稼働せずアミロイド標識核種を作成することができず新規アルツハイマー病患者のPETデータを収集することができない状態であったが、既に収集できていたデータで論文が出版できたので、遅れを取り戻すことができたと考えている。
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Strategy for Future Research Activity |
PADREでアミロイド沈着を評価する方法の改善を検討する。また、PADRE以外にもMRIでアミロイド沈着を評価できる方法があるかどうかについても検討する。
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