Development of a New Cryopreserved Tooth Transplantation Method - Application of Bone Marrow Mesenchymal Stem Cell Culture Supernatant
Project/Area Number |
17K11903
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Research Field |
Surgical dentistry
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Research Institution | Niigata University |
Principal Investigator |
新美 奏恵 新潟大学, 医歯学総合病院, 准教授 (20397136)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
芳澤 享子 松本歯科大学, 歯学部, 教授 (60303137)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,420,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥1,020,000)
Fiscal Year 2020: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2018: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2017: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | 多血小板血漿 / 多血小板フィブリン / 歯の移植 / 骨髄単核球細胞 / 凍結保存歯 / 骨髄間葉系幹細胞 / 歯根膜細胞 / 骨髄由来間葉系幹細胞 / 培養上清 / 歯槽骨再生 / 未分化間葉系細胞培養上清 / 骨髄間葉系幹細胞培養上清 / 歯の凍結保存 / 歯学 / 顎顔面再建外科学 |
Outline of Annual Research Achievements |
永久歯の先天欠如は人口の0.15~16.2%とされており,治療が必要な症例も多い.先天欠如に対する治療として,矯正治療や補綴治療,インプラントによる治療の他に,患者自身の別の部位の歯を移植する自家歯牙移植が行われている.他の治療と比較した自家歯牙移植のメリットは,高い機能性と審美性,治療時間と費用の節約,患者の年齢制限が少ないことなどである. 一方,自己歯牙移植の欠点として,予後が移植される受容側の骨の状態に影響されることが挙げられる.骨幅の狭い歯槽部への移植を可能にする方法として,移植床部にあらかじめ骨増生を行うことが考えられるが,骨増生と歯の移植という複数回の手術が必要となり,患者への負担が大きい.歯の移植と同時に骨増生を行うことができれば,手術回数を減らすことができるとともに治療期間の短縮が見込まれる. 今回我々は多血小板血漿,多血小板フィブリンを用いて凍結保存歯移植後の歯周組織の再生を促進させることを目指してラットを用いた予備研究を行い,PRPを用いた歯の即時移植では歯周組織の再生が促進されることが示唆された.更に骨髄単核球細胞を用いたティッシュエンジニアリングを併用し,歯槽骨の再生を同時に行う可能性について検討を行った.その結果,歯の周囲の骨再生は促進されることが認められた.一方で,移植歯の骨癒着を認める部位もあり,より高い骨再生能を有する細胞と賦形性に優れた担体が必要と考えられた. さらにこれまでの研究から優れた幹細胞性と高い骨再生能を有することが報告されている皮質骨由来多能性間質細胞を浮遊培養することで得られるスフェロイドを用い,賦形性に優れたコラーゲンスポンジを担体として採用し,即時移植を行った.その結果移植歯の歯根周囲での骨新生を認めた.
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Report
(7 results)
Research Products
(1 results)