看護師の倫理的行動を促進する教育・支援プログラム開発のアクションリサーチ
Project/Area Number |
17K12093
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Research Field |
Fundamental nursing
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Research Institution | Showa University |
Principal Investigator |
福宮 智子 昭和大学, 保健医療学部, 講師 (00644593)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
八尋 道子 佐久大学, 看護学部, 教授 (10326100)
前田 樹海 東京有明医療大学, 看護学部, 教授 (80291574)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2020: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2019: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2018: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2017: ¥2,470,000 (Direct Cost: ¥1,900,000、Indirect Cost: ¥570,000)
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Keywords | 看護倫理 / 倫理教育 / 倫理的行動 / 臨床倫理 / 教育プログラム / 看護 / 倫理的行動力 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、臨床における倫理的問題に関する看護師の「行動」に着目し、様々な障壁を乗り越え実際に倫理的行動を起こす力を高めることをアウトカムとする教育・支援プログラムの開発を目的とするものである。 これまで、質問紙調査による倫理的行動力に関連する要因や倫理的実践に関する様々な指標についての実態調査、そしてアクションリサーチの手法を用いた役割別の教育プログラムの開発とその評価を進めてきた。 2022年度は、前年度に実施した係長役割を担う看護師を対象とする教育・支援プログラムの成果について分析を進め、学会発表を行った。集合研修と現場での実践を行き来する一連のプログラムを通して受講者が得た気づきは、「看護上の倫理的課題に関する気づき」、「スタッフの倫理的感受性に関する気づき」、「規定や“いつも”にとらわれず実現可能な方法を探ることの大切さへの気づき」、「倫理カンファレンスの効果に関する気づき」の4つに分類された。質問紙調査の結果においても、倫理的課題の焦点化や最善策を導き出すための行動、さらに導き出した最善策を実現するための行動等について自己評価の上昇が認められた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
教育・支援プログラムについては学会発表まで完了済みである。ただ研究の過程で生じた課題である倫理的行動力を測定する調査票についての総括および成果発表については臨床業務の繁忙さのため遅れている状況である。
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Strategy for Future Research Activity |
研究実施期間を2023年度までへと延長し調査票の総括および成果発表を目指す。
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Report
(6 results)
Research Products
(18 results)