妊娠期から親となる過程を促進する支援者の養成プログラム
Project/Area Number |
17K12298
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Research Field |
Lifelong developmental nursing
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Research Institution | Gunma Prefectural College of Health Sciences |
Principal Investigator |
行田 智子 群馬県立県民健康科学大学, 看護学部, 教授 (20212954)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2019: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2018: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2017: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | 親となる過程 / 妊娠期 / 親発達 / 子育て支援 / 支援者養成 / 育児期 |
Outline of Annual Research Achievements |
2022年度は2019年度から2021年度まで協力3市町村保健師が中心に行った夫婦への支援結果と意見を基に、妊娠期から親となる過程を促進する支援者養成プログラムを米国のトレーナーと検討する予定であった。しかし、COVID-19の影響で、米国の支援の現状を視察し新たな知見を取り入れたプログラムを検討することは出来なかった。 協力3市町村保健師及び2021年度の研修会に参加した看護職者から、夫婦の親となる過程を査定する両親調査(ケンプアセスメント)は通常の業務における面接技術と異なり、評価の視点を意識しながら行うのは難しいと意見があった。それらの意見を基に、2022年度は米国の研究協力者とWebにて会議を行い、支援者養成プログラムの両親調査に関わる内容を中心に検討した。看護職者が各自で学習できるように両親調査の基礎編として概要や評価視点、面接のシナリオを検討し、DVDの作成を行った。 DVDには実際に支援を行った保健師が有用と評価した内容も取り入れた。妊娠期において有用と評価した支援は、【夫婦の話し合い(家庭で大切にしたいことや児への期待)】と【親の関わりと児の脳の発達】であった。保健師は夫婦の話し合いから、夫婦の考えを知り、夫婦の考え方の違いによる支援の方向性を検討できる。親の関わりと児の脳の発達は可視化することで夫婦が理解しやすいという意見であった。育児期において有用と評価した支援は、【夫婦への面接】と【手作りおもちゃと遊び方】であった。保健師は親が手作りおもちゃに興味を持ち手作りし、児との遊びに取り入れられ役立つという意見であった。作成したおもちゃの中で「音が出る玩具」「円筒」の評価が高かった。DVDの内容は基礎編として①両親調査の知識、②評価のポイント、③両親調査の面接方法例、④夫婦への支援、⑤手作りおもちゃと遊び方とした。今後DVDは各市町村等に配布する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナウイルス感染症により、渡米できず、webによる検討を行った。また、対面の研修会の開催は行わなかった。両親調査(基礎編)と夫婦への支援の一部を紹介するためのDVDを作成したため遅れた。
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Strategy for Future Research Activity |
市町村保健師等の意見を参考に両親調査が展開できるように、作成したDVDの配布を行う。両親調査(基礎編)と親となる過程を促進する支援者養成プログラムを検討する。さらに検討した支援者養成プログラムの研修会を予定し、成果を公表する。
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Report
(6 results)
Research Products
(3 results)