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Development of new communication application for and by people with ALS

Research Project

Project/Area Number 17K12881
Research Category

Grant-in-Aid for Young Scientists (B)

Allocation TypeMulti-year Fund
Research Field Clothing life/Dwelling life
Research InstitutionKitasato University

Principal Investigator

高橋 香代子  北里大学, 医療衛生学部, 教授 (70572155)

Project Period (FY) 2017-04-01 – 2022-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2020)
Budget Amount *help
¥3,250,000 (Direct Cost: ¥2,500,000、Indirect Cost: ¥750,000)
Fiscal Year 2019: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2018: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2017: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Keywordsコミュニケーション支援 / 意思伝達装置 / 筋萎縮性側索硬化症 / 患者立脚型 / コミュニケーション
Outline of Annual Research Achievements

【研究の目的】
重度障害を呈する筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者のためのコミュニケーション機器には様々な種類があるが,試用する段階で本人・家族から使いにくさを指摘され,導入に至らない例も多い.その理由としては,コミュニケーション機器の有用性の評価が,入力の正答率や,入力のスムーズさ(入力所要時間)など,開発者の視点のみに限られており,患者や家族の希望(ニーズ)に合っていないためと考えられる.つまり,現存しているコミュニケーション機器やソフトは,開発者側からみて実用性が高いが,患者および家族からは実用性が低い可能性が否めない.したがって,より実用性の高いコミュニケーション機器を開発するためには,患者や家族が感じているコミュニケーション支援に対する希望(ニーズ)を明らかにし,それらを反映させた機器を新たに開発する必要性がある.
本研究の目的は,重度障害者の意見を反映した「患者立脚型コミュニケーション支援アプリ」の開発である.具体的には,以下の3点をプロジェクトとして挙げている. 1) ALS患者と家族が関わるコミュニケーション支援に関するニーズの調査と,それらを反映した新たな「患者立脚型コミュニケーション支援アプリ」の開発,2) 患者および家族を対象とした,新たな「患者立脚型コミュニケーション支援アプリ」の臨床的有用性の検討,3) 進行によるニーズの経時的変化に伴ったアプリ の柔軟性と有用性の検討(縦断研究).
【研究実績の概要】
研究実績としては,まず1)のALS患者と家族のコミュニケーション支援に関するニーズを踏まえたソフト開発については,プロトタイプが完成しており,健常者を対象とした有用性評価は既に終えている.現在は,アプリの改良と「患者立脚型コミュニケーション支援アプリ」の臨床的有用性の検討に向けた準備を進めており,学内に倫理委員会の承認は得ている.

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

・健常者に対する予備研究によって,改良したアプリの使いづらさがわかり,改良が必要となっているため.
・ALS者でのアプリの試用に向けた準備としては,2019年に研究実施場所であった北里大学東病院のALS者の入院が激減したため,研究対象者のリクルートに難渋していた.また,東病院が統合された北里大学病院には時折ALS者が入院するが,気管切開や胃ろうの造設などの手術目的の短期入院であり,研究への協力は現実的ではないため,ALS者が多く入院する中核施設への研究協力依頼が必須であったため.

Strategy for Future Research Activity

・アプリの改良
・新たな研究実施施設の開拓:難病病棟を持った学外施設を研究実施施設の候補とし,病院長からの許可を得たのちに,「患者立脚型コミュニケーション支援アプリ」の有効性評価の研究を開始すべく,倫理委員会への申請を含めた準備を進める.
・患者および家族を対象とした臨床的有用性の検討 ・進行によるニーズの経時的変化に伴ったアプリの柔軟性と有用性の検討(横断研究および縦断研究)

Report

(4 results)
  • 2020 Research-status Report
  • 2019 Research-status Report
  • 2018 Research-status Report
  • 2017 Research-status Report

URL: 

Published: 2017-04-28   Modified: 2021-12-27  

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