Development of assertiveness training program to contribute to aggresive behavior prevention in early elementary school children
Project/Area Number |
17K13916
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Research Field |
Educational psychology
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Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
高橋 均 広島大学, 人間社会科学研究科(教), 講師 (40523535)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2020: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2019: ¥260,000 (Direct Cost: ¥200,000、Indirect Cost: ¥60,000)
Fiscal Year 2018: ¥130,000 (Direct Cost: ¥100,000、Indirect Cost: ¥30,000)
Fiscal Year 2017: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
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Keywords | アサーション / 教育系心理学 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は,小学校低学年児童の教育課題の一つであると考えられる暴力行為の予防に寄与する,適切な自己表現力を育成するアサーション・トレーニング・プログラムの開発を行うことを目的としている。アサーションのよりよいモデルについて学習し,ロールプレイを通して相手の気持ちを考えることを意識するようにする等といったプログラムについては,児童の対人関係において重要なアサーションの場面に着目することの重要性の視点から考察された。また,特定の時間のプログラム内容だけでなく,子どものアサーションの育成における指導者の役割や学級風土づくり,よりよい般化,普段の学校生活に関係する支援等の重要性について考察された。普段の学校生活に関係する支援も重要と考えられることは,『生徒指導提要』(文部科学省, 2022)で言及されているように生徒指導が学校の教育活動全体を通して推進することを基本にされている点と通ずると思われる。研究期間の中でコロナ禍の影響を受けたが,その中でアサーション・トレーニング・プログラムのさらなる工夫を研究していくという課題は今後の研究に向けた契機になったという面もあると思われる。本研究では学級全体で行う形のアサーション・トレーニング・プログラムについて研究したが,一般に学級には様々な児童がいると考えられることから,さらに全体と個への支援のバランスの取れたプログラムを追究することも今後必要と思われる。
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Report
(7 results)
Research Products
(8 results)