自己濃縮血小板の白血球分画がBMP徐放性と骨芽細胞分化に及ぼす影響
Project/Area Number |
17K17207
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Research Field |
Dental engineering/Regenerative dentistry
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Research Institution | Niigata University |
Principal Investigator |
堀水 慎 新潟大学, 医歯学総合病院, 医員 (00736598)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2018-03-31
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Project Status |
Discontinued (Fiscal Year 2017)
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Budget Amount *help |
¥3,900,000 (Direct Cost: ¥3,000,000、Indirect Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2018: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
Fiscal Year 2017: ¥2,080,000 (Direct Cost: ¥1,600,000、Indirect Cost: ¥480,000)
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Keywords | 自己濃縮血小板 / 移植・再生医療 |
Outline of Annual Research Achievements |
自己濃縮血小板は細胞増殖・分化を促進する増殖因子の供給源として再生医療の分野で広く応 用されている。本研究では末梢血より分画される多血小板血漿(Platelet-trich plasma: PRP)と多血小板フィブリン(Platelet-rich fibrin: PRF)について、血小板に含まれる骨形成タンパク質 (BMP) の徐放性について解析、および間葉系幹細胞に対する骨芽細胞への分化誘導効果を評価を行うことで、骨再生における機序の一部を明らかにする。 本研究期間において、自己濃縮血小板の調整方法によるサイトカイン徐放性の差異を解析するため、末梢血を異なる手法で遠心分離し、得られたサンプルからのBMPの経時的徐放濃度をサイトカイン定量を行った。その結果、BMP-2の徐放速度はPRFとPRPのサンプル間で異なることが分かった。また間葉系幹細 胞の骨芽細胞分化促進効果についても違いがみられることから、このBMP徐放性の違いが細胞分化誘導に影響している可能性が示唆された。この研究結果の一部は国際研究誌へ投稿掲載されている。 臨床的には、再生医療におけるPRP・PRFの作用機序の一部を解明することによって、特性に応じた応用方法を確立、拡大を図り、より確実な組織再生療法への生物学的活性をもった 自己由来材料を提供することを果たすことが期待される。今後サイトカイン徐放性による骨芽細胞分化への作用機序についてさらなる検討が必要と考えている。
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Report
(1 results)
Research Products
(2 results)