若年期女性のやせ予防対策確立の根拠となる基礎資料の構築
Project/Area Number |
17K18067
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Research Field |
Eating habits
Applied health science
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Research Institution | Seigakuin University |
Principal Investigator |
広瀬 歩美 聖学院大学, 人文学部, 准教授 (20734841)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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Project Status |
Discontinued (Fiscal Year 2019)
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Budget Amount *help |
¥2,860,000 (Direct Cost: ¥2,200,000、Indirect Cost: ¥660,000)
Fiscal Year 2020: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2019: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2018: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2017: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
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Keywords | 女性のやせ / 若年女性のやせ / やせ願望 / 朝食欠食 / やせ |
Outline of Annual Research Achievements |
2019年度は最終年度として、今まで蓄積したデータの解析および発表を行った。小・中学生の女性のやせに関する因子の検討としては、「小中学生における体型の過大認識の現状および身体・精神的疲労度との関連の検討」と題して第30回日本疫学会にて発表した。やせ・普通体重の女子中学生の35.2%で、自身の体重を実際よりも太っているという過大認識をしていた。また、すべての属性(男女別、小中別)において、実際の体格分類はChalder疲労質問票のスコアと有意な関連を認めなかった。一方で、自身の体型を過大に認識している者では、すべての属性において、そうでない者よりも有意に疲労度が高かった。 大学生男女においては、やせ願望がその後の体重変化に影響するか、また実際に体重が減少した者におけるやせ願望の状況を明らかにするために、既存の大学健診で得られた身長・体重・ベースライン時のやせ願望の3つの指標をもとに、453名を対象とした2年間の観察研究を行った。その結果は、聖学院大学論叢第2号にて公表した。 女性の84%がやせ願望を有しており、すでにやせている者でもみられた。男女とも、ベースライン時のやせ願望での分類は、その後の体重減少につながっていなかった。 これにより10代前半において、正しい体型認識をもつことの意義が明らかになった一方、10代後半~20代前半においてはやせ願望が直接の体重減少とは関連しない可能性が示された。今後、実際の体重減少に関連する要因の検討が望まれる。
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Report
(3 results)
Research Products
(7 results)