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動脈硬化症における生体内新規ターゲット・アセチル化LDLの同定及び測定

Research Project

Project/Area Number 17K19896
Research Category

Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)

Allocation TypeMulti-year Fund
Research Field Health science and related fields
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

竹村 幸敏  東京大学, 生産技術研究所, 特任研究員 (50423348)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 久保田 俊一郎  帝京平成大学, 薬学部, 教授 (00260480)
Project Period (FY) 2017-06-30 – 2018-03-31
Project Status Discontinued (Fiscal Year 2017)
Budget Amount *help
¥6,240,000 (Direct Cost: ¥4,800,000、Indirect Cost: ¥1,440,000)
Fiscal Year 2018: ¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
Fiscal Year 2017: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Keywordsアセチル化LDL / 生体内 / 同定 / 動脈硬化症
Outline of Annual Research Achievements

動脈硬化を抑えるために様々な研究や治療が試みられているが、十分な解決策が見つかっていない。動脈硬化症の主な原因として、コレステロールの中でも特に低比重リポタンパク質(LDL)コレステロールが挙げられている。数ある修飾 LDL の内、アセチル化 LDL は研究材料として古くから用いられているが、これまで生体内にアセチル化 LDL が存在しているという報告は全くない。我々はアセチル化 LDL を認識する抗体を作成し、予備的な実験により生体内におけるアセチル化 LDL の存在の可能性を得た。
サンプル内のアセチル化 LDL の量を測定するために、アセチル化 LDL を認識する抗体を用いてELISA 法の確立を目指した。実験動物やヒトの血液サンプルを測定する場合、アセチル化 LDL の存在比に比べ、圧倒的に LDL の割合が多いことが予想される。そのため、例えばアセチル化 LDLおよび LDL を混合した条件で測定した。また、酸化LDLは検出しない条件が必要となる。LDLは濃度依存的に検出値が高くなるが、ELISAのブロッキング条件を検討すると抑制できる可能性が出てきた。さらにLDLの影響を抑制するため、サンプルを前処理する方法を用いるとELISAを用いた方法では検出値が低くなる可能性が得られた。また、酸化LDLはほとんど検出されない条件を見出した。
この系をさらに改良していくと、酸化 LDL と同じようにアセチル化 LDL が実際の動脈硬化症に関連していることを明らかにできるかもしれない。このことはアセチル化 LDL が動脈硬化症の新たなターゲットとなり、さらなる治療へと繋がる可能性が十分にある。

Report

(1 results)
  • 2017 Annual Research Report

URL: 

Published: 2017-07-21   Modified: 2018-12-17  

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