EBウイルスBZLF1遺伝子産物によるp53機能抑制の分子機構
Project/Area Number |
18012058
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Biological Sciences
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Research Institution | Aichi Cancer Center Research Institute |
Principal Investigator |
鶴見 達也 Aichi Cancer Center Research Institute, 腫瘍ウイルス学部, 部長 (90172072)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
磯村 寛樹 愛知県がんセンター(研究所), 腫瘍ウイルス学部, 主任研究員 (20294415)
岩堀 聡子 愛知県がんセンター(研究所), 腫瘍ウイルス学部, リサーチレジデント (80416164)
中山 早苗 愛知県がんセンター(研究所), 腫瘍ウイルス学部, リサーチレジデント (80443456)
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Project Period (FY) |
2006 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥10,700,000 (Direct Cost: ¥10,700,000)
Fiscal Year 2007: ¥5,400,000 (Direct Cost: ¥5,400,000)
Fiscal Year 2006: ¥5,300,000 (Direct Cost: ¥5,300,000)
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Keywords | EBウイルス / MCM / リン酸化 / ウイルスキナーゼ / p53 / ユビキチン / EBV / DNA損傷 / MCM複合体 / ミスマッチ修復 |
Research Abstract |
EBV溶解感染を誘導すると宿主細胞内ではEBVゲノムは100倍から1000倍増幅複製される。このウイルスDNA合成を宿主細胞はDNA損傷即ち異常DNAとみなしATM依存的DNA損傷チェックポイント経路を活性化することを明らかにしてきた。しかしATM依存的DNA損傷チェックポイント経路の活性化はp53の活性化をおこすが,p53及びp53の下流のp21,MDM2の発現量の増加はなく,p53の下流の経路は活性化されていなかった。これはウイルスBZLF1蛋白質がp53をユビキチン化しプロテアソーム依存的に分解することで細胞周期停止や細胞死の誘導をおさえていることがわかった。EBV感染細胞内において,p53は潜伏感染期ではMDM2によって制御されるのに対し,溶解感染期では,MDM2とは別の機構,BZLF1蛋白質自身にはユビキチン活性は無いことから,おそらくBZLF1蛋白質に付随したE3リガーゼ複合体によって制御されていることが明らかとなった。
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Report
(2 results)
Research Products
(11 results)