トランスジェニックマウスを用いたVEGF-CおよびAng-2の機能解析
Project/Area Number |
18013020
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Biological Sciences
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
吉田 進昭 The University of Tokyo, 医科学研究所, 教授 (10250341)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
市瀬 多恵子 東京大学, 医科学研究所, 助教 (00396863)
市瀬 広武 東京大学, 医科学研究所, 助教 (10313090)
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Project Period (FY) |
2006 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥7,200,000 (Direct Cost: ¥7,200,000)
Fiscal Year 2007: ¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
Fiscal Year 2006: ¥3,900,000 (Direct Cost: ¥3,900,000)
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Keywords | トランスジェニックマウス / VEGF-C / Angiopoietin-2 / 血管 / リンパ管 / 内皮細胞 / SV40 tsA58T抗原 |
Research Abstract |
本研究課題では、Cre/loxPシステムを利用した、VEGF-CあるいはAng-2をコンディショナルに発現するトランスジェニックマウスを用いた解析によって、正常発生過程での血管・リンパ管形成におけるそれぞれの増殖因子の役割を明らかにすることを目的とした。平成19年度では、以下の研究を進めた。 1)タモキシフェン誘導型Creリコンビナーゼを広範囲の組織で発現するトランスジェニックマウスと、VEGF-CあるいはAng-2をコンディショナルに発現するトランスジェニックマウスとの2重トランスジェニックマウスを得た後、タモキシフェンの投与によってCre/loxP遺伝子組換えを誘導することで、VEGF-CおよびAng-2の血管・リンパ管形成における機能を解析した。組織特異的Creトランスジェニックマウスの場合に見られた致死的な形態形成異常を回避し、成体での解析が可能となった。 2)変異型SV40 large T抗原、tsA58T抗原を内皮細胞特異的に発現するトランスジェニックマウスより、内皮細胞共通の性質および臓器特異的内皮細胞の性質を保持した内皮細胞の長期培養系の確立に成功した。また、子宮および腸間膜より内皮細胞を分離した後、抗Lyve-1抗体を用いた磁気細胞分離法によって血管・リンパ管内皮細胞を得る実験系を確立した。VEGFR-3はリンパ管内皮細胞において強く発現していたが、VEGF-Cによる刺激では、血管・リンパ管内皮細胞の両方で細胞内シグナル伝達分子のリン酸化が誘導された。このことから、腫瘍細胞が産生するVEGF-Cに対して血管・リンパ管内皮細胞の両方が応答する可能性が、改めて示唆された。
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Report
(2 results)
Research Products
(4 results)