Project/Area Number |
18017013
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Biological Sciences
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
水野 猛 Nagoya University, 大学院・生命農学研究科, 教授 (10174038)
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Project Period (FY) |
2006 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥9,600,000 (Direct Cost: ¥9,600,000)
Fiscal Year 2007: ¥4,800,000 (Direct Cost: ¥4,800,000)
Fiscal Year 2006: ¥4,800,000 (Direct Cost: ¥4,800,000)
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Keywords | 高等植物 / シロイヌナズナ / イネ / 植物時計システム / 進化 / ゲノム解析 / 時計システム / リン酸リレー / 概日リズム / 光シグナル |
Research Abstract |
基軸モデル高等植物」として「シロイヌナズナ」及び「イネ」を対象として、その近縁種やゲノム情報が急速に蓄積しつつある「ポプラ」といった樹木をも視野に入れて、「バクテリアから植物にまで普遍的なHis-Aspリン酸リレー系シグナル伝達遺伝子群」に着目し、特に「植物の光シグナル受容及び概日時計」という進化的に保存された高次生命システムに焦点をあてた比較ゲノム・機能解析を行った。 具体的には、「研究計画-A19」:基軸モデル高等植物(シロイヌナズナとイネ)間での光シグナル受容及び時計システム遺伝子群の比較ゲノム解析による進化的・体系的理解をさらに進展させた。「研究計画-B19」:基軸モデル高等植物(シロイヌナズナとイネ)間での光シグナル受容及び時計システム遺伝子群の比較ゲノム解析結果に基づいた機能的普遍性解析を遂行した。「研究計画-C19」:基軸モデル高等植物から得られた情報を元に、「ポプラ」、「ブドウ」、「ミヤコグサ」といったゲノム情報が蓄積しつつある高等植物の時計システムに関して比較ゲノム的解析を行った。 以上の、高等植物における時計システム研究は、基礎・及び応用研究分野で最も活発に研究が進展している分野である。我々は、独自に発見した時計関連遺伝子ファミリー(PRR遺伝子ファミリー)を中心に独創的な研究を展開してきた。その成果は、国内外で高く評価されている。また、モデル植物シロイヌナズナだけでなくイネにも研究の対象を広げ、比較ゲノム解析を推進することで多くの成果をあげてきた。それらの成果は、応用植物学分野でも広く注目されている
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