Project/Area Number |
18018016
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Biological Sciences
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Research Institution | National Graduate Institute for Policy Studies |
Principal Investigator |
隅藏 康一 (隅蔵 康一) National Graduate Institute for Policy Studies, 政策研究科, 准教授 (80302793)
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Project Period (FY) |
2006 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥5,100,000 (Direct Cost: ¥5,100,000)
Fiscal Year 2007: ¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Fiscal Year 2006: ¥2,900,000 (Direct Cost: ¥2,900,000)
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Keywords | ゲノム / 契約 / MTA / 法制度 / 研究インフラ / 知的財産権 / 知財学 / 科学技術政策 |
Research Abstract |
本年度は、1.研究インフラをめぐる知的財産権の制度設計・活用スキームの構築について、さらに調査研究・提言を続けるとともに、2.そのような制度設計の前提として必要な知的財産・産学連携関連の知識の啓蒙ならびに認識の共有を目的として、オープン参加形式の研究会を開催した。また、3.これまでの研究成果を国際学会において発表し、国内外の科学技術政策・知的財産政策分野の研究者にコメントをいただき、今後の展開について検討した。 1については、特許化されたリサーチツールの円滑な使用のための方策については、今後構築されるライセンス・データベースについての論点を中心に、論考を取りまとめた。 2については、(1)ゲノム研究に関連する知財・倫理のトピック、(2)知財関連人材のキャリアパスに関するトピック、(3)ベンチャー創業のケーススタディ、(4)産学連携のケーススタディ、の4つのテーマを中心に、2007年4月21日、5月12日、6月23日、7月21日、10月20日の5回にわたって開催した。 3については、特許化されたリサーチツールへのアクセスの円滑化について、日本の総合科学技術会議においてガイドラインが策定された経緯を述べるとともに、諸外国における動きにも触れつつ、新たなスキームの提案を行った。 今後は、これまでの成果を踏まえて、調査研究の部分と研究会の部分を有機的にリンクさせつつ、成果のさらなる充実・発展を図りたいと考えている。
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