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連鎖領域からの家族性甲状腺がん原因遺伝子のポジショナルクローニング

Research Project

Project/Area Number 18018041
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas

Allocation TypeSingle-year Grants
Review Section Biological Sciences
Research InstitutionThe Institute of Physical and Chemical Research

Principal Investigator

小島 俊男  The Institute of Physical and Chemical Research, 比較システム解析研究チーム, チームリーダー (00311340)

Project Period (FY) 2006 – 2007
Project Status Completed (Fiscal Year 2007)
Budget Amount *help
¥7,300,000 (Direct Cost: ¥7,300,000)
Fiscal Year 2007: ¥3,700,000 (Direct Cost: ¥3,700,000)
Fiscal Year 2006: ¥3,600,000 (Direct Cost: ¥3,600,000)
Keywords家族性甲状腺癌 / DNAマイクロアレイ / ゲノム全域罹患同胞対連鎖解析 / ゲノム全域相関解析
Research Abstract

本研究では、遺伝要因が強く発症に関与していると考えられる家族性非髄様癌甲状腺癌を対象として、ゲノム全域罹患同胞対連鎖解析によって我々が同定した疾患連鎖領域からの疾患感受性遺伝子の同定を試みる。本研究で感受性遺伝子が同定されれば、疾患罹患者において、その遺伝子変異の有無を調べることにより、遺伝因子の有無を調べることが可能となる。術前に遺伝子変異があることが判明されれば、術式・術後追加治療・フォローアップの方法などの適応が決定できる可能性がある。また家系内で将来発症するリスクのあるメンバーに対して、保因者・非保因者の同定が可能となる。保因者に関しては早期発見・早期治療が可能となる。本研究計画の解析試料は、医療法人財団野口記念会野口病院から提供を受ける。
<2007年度の成果>
1.ケースコントロール相関解析は、当初予定していた連鎖領域を対象とする前に高密度SNPsジェノタイピングアレイを用いてゲノム全域を対象として行うこととした。今年度家族性甲状腺がん200例、非罹患者200例のタイピングを行った。
2.DNAマイクロアレイを用いたゲノム全域コピーナンバー解析に関しては、高精度のアルゴリズムを開発している。また、これとアレイデータ評価機能、遺伝解析機能を統合した解析システムの構築を進めている(理研ゲノムセンターゲノム情報グループ、小長谷博士、長谷川氏との共同研究)。このシステムを利用して、高密度SNPsジェノタイピングアレイデータを解析している。
3.候補遺伝子の変異スクリーニングに関しては、新たな疾患感受性遺伝子の同定には至らなかった。
<今後の課題>
1.患者サンプルの変異スクリーニングでアミノ酸置換を同定している遺伝子について、成果をまとめる。
2.実用レベルのマイクロアレイ解析システムを構築し、マイクロアレイデータの解析を促進する。

Report

(2 results)
  • 2007 Annual Research Report
  • 2006 Annual Research Report

URL: 

Published: 2006-04-01   Modified: 2018-03-28  

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