自律分散技術を利用したグローバルな中世総合資料学情報発信システムの構築
Project/Area Number |
18024005
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Humanities and Social Sciences
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Research Institution | Toyo University |
Principal Investigator |
藤田 晴啓 東洋大学, 国際地域学部, 教授 (40366513)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
森 洋久 大阪市立大学, 文学研究科, 助教授 (10282625)
張 長平 東洋大学, 国際地域学部, 教授 (50351185)
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Project Period (FY) |
2006 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2006)
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Budget Amount *help |
¥3,200,000 (Direct Cost: ¥3,200,000)
Fiscal Year 2006: ¥3,200,000 (Direct Cost: ¥3,200,000)
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Keywords | 自律分散技術 / GLOBALBASE / 変換ツール / HTTPゲートウェイ / 官印データベース |
Research Abstract |
(1)GLOBALBASE-HTTPゲートウェイプロットアップローダ・日本全図システムの開発 WebクライアントによるGLOBALBASEのプロットデータ作成を可能にするため、HTTP(CGI)ゲートウェイにより、ユーザがWeb上から地図上にプロット作成、削除等、編集操作を可能とするシステムツールを試作した。コンテンツは「郷土人形データベース」を対象とし、全国レベルの各県ベースマップ整備を行い、初期画面日本全図から各県の地図にジャンプできるようになった。今後は、中世総合資料用に世界地図等のカスタマイズを行う必要がある。 (2)GLOBALBASEcsv2vctファイル変換ツールの開発 多地点出土・遺跡表形式データをGLOBALBASEのvctファイルに一括変換することを目的として、csv形式からvct形式ファイルへの変換ツールを開発した。このことにより、地理座標を含む表形式考古学データを迅速にフォーマット変換し入力ミスを最小限となった。作業手順は、Webサーバ上に設置された変換ツールサイトから表形式データの汎用フォーマットであるcsv形式のテンプレート(雛形)をダウンロードしデータを入力する。csvファイルをツールサイトにアップロード後、csv形式からvct形式に変換する。逆に、vctからcsv形式にも変換可能である。vctファイルのうち、<meta>スクリプトおよび.card,.onmap等の諸設定は、予め書き込まれており、ユーザが必要に応じて書き換える。このツールの開発により、サーバ上にてエディタソフトを使用してvctファイルを作成する必要がなくなったので、タイプミス等の人為的エラーが抑えられ、効率的な作業が可能となった。 (3)北東アジア出土官印DBの開発および発信 計画班との連携によりDBを構築するため、北東アジア出土官印データを臼杵班からExcel形式で受け取り、(2)で開発したcsv2vctツールを用いて、官印データベースをGLOBALBASE上に構築・公開した。 xlp://gbs2.itakura.toyo.ac.jp:8080/seal-1/plot-seal1.crd プロットデータの項目は、以下のとおりである。 No. 時代 表記(印面) 表記(背面) 表記(側面) 寸法(縦*横*厚) 出土時期 出土地点 所蔵機関 官印画像 関連資料 緯度(プロット位置・非表示) 緯渡(プロット位置・非表示)
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Report
(1 results)
Research Products
(5 results)