Project/Area Number |
18034002
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Science and Engineering
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
久野 純治 The University of Tokyo, 宇宙線研究所, 准教授 (60300670)
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Project Period (FY) |
2006 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥2,600,000 (Direct Cost: ¥2,600,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
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Keywords | 超対称性 / ゲージ伝搬模型 / 超対称性の破れの起源 / 超対称フレーバー問題 / 超対称CP問題 / 異常電気双極子能率 / CP対称性の破れ / フレーバーの物理 |
Research Abstract |
超対称模型におけるフレーバーの問題を解決する模型として、ゲージ伝搬模型がある。我々は、超対称CPの問題も合わせて解決するminimal gauge mediation(MGM)模型に着目し、現在のフレーバーの物理の観測結果(ミューオンの異常磁気能率やb→sγなど)からこの模型に制限を与えた。その結果10の5乗GeV程度で超対称性の破れが生じる模型が観測とよく合うことがわかった。このことは今後の超対称性探索において重要な結果である。 10の5乗GeV程度で超対称性の破れが生じる模型は宇宙論的な問題をうまない軽いグラビティーノを予言する。そういった模型を実現するアイデアの1つに準安定真空で超対称性の破れを実現することがある。我々は準安定真空の量子論的安定性から模型に制限を与え、宇宙論的に問題を生まない軽いグラビティーノを予言することからスカラークォークの質量に対して上限を与えた。
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Report
(2 results)
Research Products
(6 results)