Project/Area Number |
18041015
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Science and Engineering
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Research Institution | National Institute for Materials Science |
Principal Investigator |
三木 一司 National Institute for Materials Science, ナノ有機センター, グループリーダー (30354335)
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Project Period (FY) |
2006 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥4,800,000 (Direct Cost: ¥4,800,000)
Fiscal Year 2007: ¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,500,000)
Fiscal Year 2006: ¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
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Keywords | 導電性有機分子 / 微小電極 |
Research Abstract |
本研究では、サブ100ピコ秒の時間分解能の、MOS集積回路を利用した高周波電子輸送特性測定回路を新ツールとして開発し、ナノリンク分子の高周波電子輸送特性、光応答の実測を目指している。ナノリンク分子の電子輸送計測では、STMを用いる手法と、リソグラフィーによる微細加工で作成された固定電極を用いる手法の、両方からアプローチすることができるが、何れも静的な電気伝導度を計測対象にしているものが多い。最終目標に、有機デバイスの要素科学として展開する研究までを掲げているが、デバイス研究で最も重要な高周波特性が抜けている。動的な電気輸送特性は多体問題であり、理論的には扱いにくいが、実験的には先行して、着手すべき研究である。本研究では、サブ100ピコ秒の時間分解能でナノリンク分子の高周波電子輸送特性を計測する新ツール"集積回路を利用した高周波電子輸送特性測定回路"を開発し、有機分子の高周波特性、光応答等を実測する。 H19年度は、サブ100ピコ秒の時間分解能でナノリンク分子の高周波電子輸送特性を計測する新ツール"集積回路を利用した高周波電子輸送特性測定回路"を開発することができ、内部回路の動作はチャック回路を利用して完動していることが確認できた。また有機分子の電気的高周波特性を測定するためのペンタセン、光応答を実測するためのポリフルオレン、デバイス高周波特性を測定するための2,3,5,6-Tetramethyl-1,4-benzoquinone(DRQ)分子の研究において、電気伝導度の異方性、偏光特性、多値メモリー動作に関して個別の基礎的研究成果をあげた。
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