• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to previous page

ブログネットワークにおける世論形成構造の解明

Research Project

Project/Area Number 18049034
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas

Allocation TypeSingle-year Grants
Review Section Science and Engineering
Research InstitutionShizuoka University

Principal Investigator

佐藤 哲也  静岡大学, 情報学部, 助教授 (70322089)

Project Period (FY) 2006
Project Status Completed (Fiscal Year 2006)
Budget Amount *help
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 2006: ¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Keywordsブログ / 世論 / ソーシャルブックマーク / 選挙
Research Abstract

本年度は,インターネット上の世論形成に関する理論的検討,特にソーシャルメディアとしてのブログが注目されるようになった情報社会学的背景についてまず検討を行った.結果,ブログにはパーソナライズされたCMSという側面とサマリのXML配信に伴う情報流通の多機能化,という二つの特徴をもつ,webアプリケーションの進化の文脈に位置づけられることが明らかになり,結果現在のようなソーシャルメディア基盤として活用されているということが明らかになった.また,ブログは,デジタルガバナンスの中核的なメディアであること,また,いくつかのサイズ(エントリ毎,ブログ毎,テーマ毎等)でモジュール化された言論空間であること等が特徴としてあげられる.さらに,ソーシャルブックマークなどの仕組みによって,評価メカニズムを周辺部に保有する事などが明らかになった.
また,日本語で記述されたブログの大半を捕捉する性能を持つ,ブログクローラの開発を行い,18年度末から試験的に運用を開始した.おおむね,月間で1300万エントリの捕捉が可能である.また捕捉できたブログについて,定量的な分析を試みた結果,月間平均書き込みは10件程度,1エントリの平均文宇数は約400文字.また最頻値では200文字前後であることなどが明らかになった.
さらに,2007年7月に予定されている参院選に向けて,これらのブログ言論の動静を分析し,またこれらのデータを政治的な意思決定支援システムに活用する予定である.そこで,そのためのネットユーザ調査を実施し,ブロガー,およびブログ閲覧者の政治的なバイアスの実証を行った.

Report

(1 results)
  • 2006 Annual Research Report

URL: 

Published: 2006-04-01   Modified: 2018-03-28  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi