ネットワークトポロジーの発見およびその表示に関する研究
Project/Area Number |
18049064
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Science and Engineering
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Research Institution | Oita University |
Principal Investigator |
吉田 和幸 大分大学, 総合情報処理センター, 助教授 (20174922)
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Project Period (FY) |
2006
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2006)
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Budget Amount *help |
¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
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Keywords | ネットワークトポロジ / ネットワーク運用管理 / イーサネットトポロジ / ネットワーク表示 |
Research Abstract |
ネットワーク構成情報を把握することは,ネットワーク管理をする上で重要なことである.ネットワークの構成を正確に把握しておくことによって,ネットワークの障害時に管理者は問題に的確に対処し,あるいは防止するこどができる.port VLANにより複数のポートを1つのVLANとして扱ったり,tag VLANにより,1つのポートに複数のVLANを多重化したりすることができる.このため,IP層でのネットワークトポロジとデータリンク層でのネットワークトポロジとば1対1に対応しない.物理層でのネットワークトポロジを反映しているデータリンク層のネットワークトポロジを把握することが,ネットワークの障害監視では重要である.しかしながら,データリンク層のネットワークトポロジを抽出するための情報は、LANスイッチのFDB(Forwarding Database)だけであるため,ネットワークの物理的構成を把握することは困難である.このFDBの情報をもとにして,複数のVLANが混在するネットワークのトポロジーを決定するアルゴリズムを構成することが目的である. 我々はLANスイッチから収集したFDBからLANスイッチ間の接続関係を推測するアルゴリズムを提案し,LANスイッチのFDBからスイッチ間の接続関係を推測・表示するシステムを作成し利用してきた.本年度は、複数のVLANが混在するネットワークのトポロジーを決定するアルゴリズムの構成に取り組み,tagVLANによって誤ったトポロジーを発見する問題、LANスイッチ間でネットワークトラフィックを分散させるため複数の回線で結び、それぞれ別のVLANを割り当てた場合にできるループ構造の問題を解決した。
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Report
(1 results)
Research Products
(9 results)