Project/Area Number |
18050043
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Biological Sciences
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Research Institution | The Institute of Physical and Chemical Research |
Principal Investigator |
山本 朗仁 The Institute of Physical and Chemical Research, ボディプラン研究グループ, 研究員 (50244083)
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Project Period (FY) |
2006 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥6,000,000 (Direct Cost: ¥6,000,000)
Fiscal Year 2007: ¥3,000,000 (Direct Cost: ¥3,000,000)
Fiscal Year 2006: ¥3,000,000 (Direct Cost: ¥3,000,000)
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Keywords | Wnt / FGF / Shisa / Endoplasmic reticulum / 小胞体 / シグナリング制御 |
Research Abstract |
Shisaは、WntおよびFGFシグナルのレセプターと小胞体内で会合し、蛋白成熟過程と、レセプターの細胞膜発現を制御することで、シグナルを抑制する。Xenopusにおいて、Shisaは4つのFamilyメンバーで更正される。これまでの研究発表で、Xenopus初期胚において、Shisa1は頭部神経の組織発生(Yamamoto, 2005)、Shisa2は体節構造形成(Nagagno, 2006)に不可欠な役割を果たしていることを明らかにしてきた。今年度は、マウス・人Shisa分子ファミリーの同定、およびその機能解析を報告した(Furushima, 2007)。我々は、4つのマウス・ヒトShisa分子ファミリーを見いだした。これらのShisa Familyメンバーは、Xenopus Shisa1と同様に、Wnt及びFGFシグナルレセプターを小胞体内に留めることで、シグナルを制御する。特に、マウスShisaの遺伝子発現は、原腸胚期の予定頭部神経組織と体節形成領域に発現しており、Xenopus Shisa1とShisa2の両遺伝子の発現領域をカバーしていた。それぞれの遺伝子改変マウス単独では、初期胚形成に大きな変化が見られなかったが、Shisa2変異マウスは中枢神経領域形成に異常を示し、出生後に死に至る。これらの解析結果は、初期胚形成期において、Shisa分子Familyと機能的に相補する未知分子の存在を示唆するものと考えられる。
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Report
(2 results)
Research Products
(5 results)