初期発生を支える精子細胞クロマチン構造におけるエピジェネティクス
Project/Area Number |
18051011
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Biological Sciences
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
田中 宏光 Osaka University, 微生物病研究所, 助教 (10263310)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
宮川 康 大阪大学, 医学系研究科, 助教 (70362704)
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Project Period (FY) |
2006 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥4,300,000 (Direct Cost: ¥4,300,000)
Fiscal Year 2007: ¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 2006: ¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
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Keywords | 精巣 / 生殖細胞 / 精子 / 遺伝子 / エピジェネティクス / 発生 / 分化 / 特異的 |
Research Abstract |
本研究の目的は、(A)精子細胞クロマチン構造に関与する遺伝子の網羅的クローニングと、得られた新規核タンパク質の機能解析、また既知のクロマチンタンパク質と各産物の相互作用、それらがもたらすクロマチン構造変化と遺伝子発現、(B)そのクロマチン状態に裏打ちされた精子細胞分化と、受精後の発生を保障する精子クロマチン構造の役割を明らかにすることである。 本年度我々は、減数分裂期から半数体精子細胞特異的に発現する遺伝子HASPINの転写制御について詳細な解析を進めた。その結果、HASPINの転写調節にはプロモーター領域の193bpが必要十分であることが明らかになった。HASPINが体細胞で発現を押さえられる現象と、HASPINのプロモーター以外の領域がDNAメチル化を受ける現象がカップルしていることと、そのメチル化を193bpのDNAシークエンスが制御していることを明らかにした。さらにこのDNAに特異的に結合する新規蛋白質を同定した。この蛋白質が精子細胞特異的DNA脱メチルと関わっていることが考えられる。さらにこの蛋白質の解析を進め、生殖細胞特異的起こる染色体の初期化の解明につなげたい。
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Report
(2 results)
Research Products
(27 results)
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[Presentation] マウス精子形成におけるmeichroacidin(MCA)の機能解析2007
Author(s)
徳弘 圭造, 廣瀬 未果, 宮川 康, 辻村 晃, 磯谷 綾子, 岡部 勝, 外山 芳郎, 伊藤 千鶴, 年森 清隆, 武田 健, 押尾 茂, 田井中均, 土田 順次, 奥山 明彦, 西宗 義武, 田中 宏光
Organizer
日本アンドロロジー学会第26回学術大会
Place of Presentation
千葉県
Year and Date
2007-07-06
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