Notch, LEF1転写複合体の活性制御機構の解明
Project/Area Number |
18055010
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Biological Sciences
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
伊藤 素行 Nagoya University, 高等研究院, 特任准教授 (20377906)
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Project Period (FY) |
2006 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥7,100,000 (Direct Cost: ¥7,100,000)
Fiscal Year 2007: ¥3,600,000 (Direct Cost: ¥3,600,000)
Fiscal Year 2006: ¥3,500,000 (Direct Cost: ¥3,500,000)
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Keywords | LEF1 / Nrarp / Notch |
Research Abstract |
1)Notch-Nrarp, LEF1-Nrarp複合体の活性を制御する因子の探索とその機能解析 Nrarpの結合蛋白質同定を行い、Mindbomb1(mib1), Mindbomb2(mib2), BAG2, Ankyrin repeat protein 17などを単離した。ユビキチンリガーゼであるMibとNotch, LEF1をNrarp存在下で共発現させ、NotchおよびLEF1蛋白質の変化を検討したところ、LEF1については、Mibの効果はみられなかったが、Notchについては、MibがNrarp存在下でのNotch蛋白質の減少を阻害した。このことはNrarpのNotch分解にはMibとは別の蛋白質分解酵素が働いており、その活性をMibが阻害することを示唆している。また、NrarpがMibによってユビキチン化されることから、Nrarpのユビキチン化はNotchの分解には負に働くことが示唆された。 2)Notch標的遺伝子の個体レベルでの探索 未知のNotch標的遺伝子群を探索するため、ゼブラフィッシュを用いてNotch機能阻害胚で変化する遺伝子をマイクロアレイ解析した。その結果、Notchシグナルの阻害により発現量が減少した転写産物としてnort (Notch regulated transcript)を単離した。nortはhypoblast細胞や、神経組織で発現し、HESファミリーの一つであるher4と発現部位が類似していた。全長のnortは約1.3kbで3'末端にポリ(A)を持つが、長いORF(>300nt)がなく、アミノ酸配列レベルで相同性のある既知蛋白質は見出せなかった。以上のことからnortはNotchシグナルによって制御されるnoncodingRNAの可能性が示唆された。
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Report
(2 results)
Research Products
(3 results)