染色体恒常性維持における新規DNAモータータンパク質の機能
Project/Area Number |
18058013
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Biological Sciences
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
菱田 卓 (2007) Osaka University, 微生物病研究所, 准教授 (60335388)
品川 日出夫 (2006) 大阪大学, 微生物病研究所, 招へい教授 (40029799)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
菱田 卓 大阪大学, 微生物病研究所, 助教授 (60335388)
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Project Period (FY) |
2006 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥4,400,000 (Direct Cost: ¥4,400,000)
Fiscal Year 2007: ¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Fiscal Year 2006: ¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
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Keywords | DNA相同組換え / DNA二重鎖切断 / DNAヘリケース / 酵母 / ユビキチン / 分裂酵母 / DNA組換え / DNA修復 / ゲノム安定化 |
Research Abstract |
DNA損傷、障害によって引き起こされるDNA複製阻害を回避する機構には、DNA修復、DNA相同組i換え、DNA損傷チェックポイント、ヒストン修飾など多様な核内機構が連携して複雑なネットワークを形成している。本研究では、これらネットワーク形成に関与するDNAモータータンパク質(出芽酵母Mgs1、分裂酵母Fbh1)の機能解析を行い、以下のような結果を得た。 1.大腸菌からヒトまで保存されたMgs1の解析から、 Mgs1がDNAクランプ(PCNA)と物理的相互作用することを発見した。さらに、この結合が、RAD6(DNA損傷トレランス)経路に依存したPCNAのユビキチン化を負に制御することで、通常増殖期におけるRAD6経路の不適切な活性化に伴うゲノム不安定化を抑える働きをしていることを明らかにした。 2.分裂酵母Fbh1は、N末にユビキチンE3リガーゼであるSCF複合体形成に必要なF-boxドメイン、 C末にRep/UvrDタイプDNAヘリカーゼドメインを持っている。F-box変異体を用いた研究から、F-boxドメインが、DNA損傷に依存したフォーカス形成に必須であることを発見した。さらに、このF-boxドメインの変異体は、核内への移行に欠損が生じていることを見いだし、SCF(Fbh1)複合体の形成が核移行に必須であることを明らかにした。今回の2つのゲノム安定性に関わるモータータンパク質の研究から、SUMO/ユビキチン修飾経路がこれらのタンパク質を適切な場所ヘリクルートする動態制御因子として機能していることが明らかになった.
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Report
(2 results)
Research Products
(14 results)
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[Journal Article] Cooperative Roles of Vertebrate Fbh1 and Blm DNA Helicases in Avoidance of Crossovers during Recombination Initiated by Replication Fork Collapse.2007
Author(s)
Kohzaki M, Hatanaka A, Sonoda E, Yamazoe M, Kikuchi K, Trung NV, Szuts D, Sale JE, Shinagawa H, Watanabe M, Takeda S
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Journal Title
Mol Cell Biol. (In press)
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[Book] 生化学2008
Author(s)
菱田 卓
Total Pages
3
Publisher
日本生化学学会
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