受容体の膜輸送を制御する分子複合体構成蛋白質CIN85の役割と機能欠失の解析
Project/Area Number |
18059005
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Biological Sciences
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Research Institution | Gunma University |
Principal Investigator |
下川 哲昭 Gunma University, 大学院・医学系研究科, 准教授 (90235680)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
鯉淵 典之 群馬大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (80234681)
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Project Period (FY) |
2006 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥2,900,000 (Direct Cost: ¥2,900,000)
Fiscal Year 2007: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2006: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
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Keywords | CIN85 / 多動性 / ドーパミン系 / シナプス / エンドサイトーシス / トランスポートソーム / CIN85ノックアウトマウス / 多動 / ドーパミンシステム / 受容体エンドサイトーシス / Scaffold protein / 記憶・学習 |
Research Abstract |
CIN85ノックアウトマウスの多動の解析 CIN85(Cbl-interacting protein of 85 kDa)はRING型のubiquitin ligaseとして機能するCblと相互作用を持つアダプター蛋白質として同定され、現在その発現や機能が相次いで報告されている。我々はこの分子の個体における生理的意義を明らかにする目的でCIN85ノックアウトマウスを作製した。CIN85ノックアウトマウスは行動学的に「多動性」示す。この分子メカニズムにおける解析を行い以下の結果を得た (1)CIN85ノックアウトマウスと野生型マウスの線条体初代培養においてドーパミン刺激後、細胞膜表面に存在するドーパミン受容体を同定した。ドーパミン受容体の細胞内へのインターナリゼーションは野生型に比べCIN85ノックアウトマウスでは有意に減少していた。 (2)トリチウム標識したドーパミン受容体アンタゴニストである[3H]Spiperoneを用いた解析においてもドーパミン受容体の細胞内へのインターナリゼーションは野生型に比べCIN85ノックアウトマウスでは有意に減少していた。 (3)CIN85はSynaptosomeでEndophilinやDynaminなどのエンドサイトーシスに関する制御タンパク質と結合している。 以上から、CIN85ノックアウトマウスの多動は脳内線条体のドーパミン系の異常によるものと推察される。現在、これまでの研究結果を論文として投稿する準備をしている。
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Report
(2 results)
Research Products
(21 results)