増殖因子受容体とインテグリンの機能的・物理的相互作用によるシグナルクロストーク
Project/Area Number |
18060026
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Biological Sciences
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
池田 わたる Osaka University, 医学系研究科, 助教 (90362699)
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Project Period (FY) |
2006 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥7,000,000 (Direct Cost: ¥7,000,000)
Fiscal Year 2007: ¥3,500,000 (Direct Cost: ¥3,500,000)
Fiscal Year 2006: ¥3,500,000 (Direct Cost: ¥3,500,000)
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Keywords | 細胞連動 / 細胞増殖 / シグナルクロストーク / ネクチン / Necl - 5 / インテグリ / 増殖因子受容体 / 細胞運動 / Necl-5 / インテグリン |
Research Abstract |
細胞の増殖や運動は増殖因子受容体とインテグリンのシグナルクロストークによって制御されていると考えられているが、その相互作用の分子機構には不明な点が多い。これまでに私は免疫グロブリン様分子Necl-5が、PDGF受容体やインテグリンαvβ3と機能的に相互作用し、細胞の運動と増殖を促進することを見出している。本年度の研究で、私はNec1-5がインテグリンαvβ3と物理的にも相互作用し、この両者の結合が細胞運動の先導端構造の形成に重要であることを明らかにした。この研究成果は、J. Biol. Chem.誌に掲載された。さらに私は、Necl-5がPDGF受容体とも物理的に相互作用し、 Necl-5がPDGF受容体とインテグリンαvβ3の相互作用を効率良く制御することで、細胞運動の先導端構造を形成し、細胞運動を促進していることも明らかにした。この研究成果は、Genes Cells誌に採択された。 一方、増殖因子受容体とインテグリンの間のシグナルクロストークは、PDGF受容体とインテグリンavβ3以外にもその存在が報告されており、さらなるシグナルクロストークの制御機構の解析を行った。その結果、最近私は上皮細胞に発現するNec1ファミリーの一つNecl-2が、インテグリンα6β4とEGF受容体ファミリーのErbB2の相互作用を制御することを見出した。
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Report
(2 results)
Research Products
(11 results)