Budget Amount *help |
¥50,050,000 (Direct Cost: ¥38,500,000、Indirect Cost: ¥11,550,000)
Fiscal Year 2008: ¥10,010,000 (Direct Cost: ¥7,700,000、Indirect Cost: ¥2,310,000)
Fiscal Year 2007: ¥16,900,000 (Direct Cost: ¥13,000,000、Indirect Cost: ¥3,900,000)
Fiscal Year 2006: ¥23,140,000 (Direct Cost: ¥17,800,000、Indirect Cost: ¥5,340,000)
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Research Abstract |
近年頻発する水循環の極端事象の個々の発生,拡大,終息の物理的メカニズムを理解し,地球温暖化による極端事象への影響を定量的に理解し,極端事象に対する防災計画見直しの指針を得ることを目的として,地球規模の統合的で集中的な水循環データおよび長期再解析データ,気候変動予測モデルによる出力と,データ統合・解析システムを用いて,梅雨前線による我が国の豪雨の発生,拡大,終息の物理的メカニズムの理解,気候変動による豪雨発生の影響評価,気候変動下での極端事象(豪雨,渇水)に対する河川・水資源分野での適応策の指針を得るための情報提供に関する研究を実施した. これらの極端事象を従来どおり定常確率過程の中の特異現象として捉えるべきか,あるいは環境変動の移行期に現れる動的な現象として捉えるべきかについて,地球規模の統合的で集中的な水循環データおよび長期再解析データ,気候変動予測モデルによる出力と,データ統合・解析システムを用いて,統合・解析手法のプロトタイプが構築された.
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