AN STUDY ON DAMAGE-FREE REINFORCED CONCRETE SHEAR WALLS WITH DE-BONDED DIAGONAL REINFORCEMENTS
Project/Area Number |
18360270
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Building structures/materials
|
Research Institution | Kanagawa University |
Principal Investigator |
島崎 和司 Kanagawa University, 工学部, 教授 (00343632)
|
Project Period (FY) |
2006 – 2008
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2008)
|
Budget Amount *help |
¥9,950,000 (Direct Cost: ¥8,300,000、Indirect Cost: ¥1,650,000)
Fiscal Year 2008: ¥3,510,000 (Direct Cost: ¥2,700,000、Indirect Cost: ¥810,000)
Fiscal Year 2007: ¥3,640,000 (Direct Cost: ¥2,800,000、Indirect Cost: ¥840,000)
Fiscal Year 2006: ¥2,800,000 (Direct Cost: ¥2,800,000)
|
Keywords | 鉄筋コンクリート構造 / 損傷制御 / 耐震壁 / 付着 / X型配筋 / プレキャスト / RC構造 |
Research Abstract |
コア耐震壁を有する構造システムは、地震力の大半をコア耐震壁で負担し、境界梁で地震エネルギーを吸収することで、その他の部材の損傷は低減される。 コア耐震壁下層部では、大きなせん断力、曲げモーメントが作用する。そのため、壁部の損傷が大きくなることが考えられる。これまで耐震壁の性能向上を目指して、多くの研究がなされているが、損傷低減を目的としたものは少ない。 本研究では、損傷低減化とプレキャスト化を目標に、 i. せん断クラック減少による剛性低下防止、 ii. 曲げクラックの低減、 iii. 施工性、汎用性の向上、 の3つの要求レベルを想定し、デボンドX型配筋を用いた損傷低減型耐震壁の可能性を検討した。その結果、デボンドX 型配筋を有する損傷低減型耐震壁の有効性と限界を示せた。 今後はコンクリートの圧縮強度、拘束効果による耐荷機構の詳細の研究を進め、一般性のある最大耐力評価法を検討し、設計式として提案していく必要がある。
|
Report
(4 results)
Research Products
(25 results)