種子貯蔵タンパク質の液胞選別輸送・集積の分子機構に関する研究
Project/Area Number |
18380199
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Applied molecular and cellular biology
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
内海 成 京大, (連合)農学研究科(研究院), 教授 (40111976)
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Project Period (FY) |
2006 – 2008
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2008)
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Budget Amount *help |
¥17,410,000 (Direct Cost: ¥14,800,000、Indirect Cost: ¥2,610,000)
Fiscal Year 2008: ¥5,720,000 (Direct Cost: ¥4,400,000、Indirect Cost: ¥1,320,000)
Fiscal Year 2007: ¥5,590,000 (Direct Cost: ¥4,300,000、Indirect Cost: ¥1,290,000)
Fiscal Year 2006: ¥6,100,000 (Direct Cost: ¥6,100,000)
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Keywords | 種子貯蔵タンパク質 / タンパク質貯蔵液胞 / 液胞選別輸送 / 輸送シグナル / 輸送シグナルレセプター / 7Sグロブリン / 11Sグロブリン |
Research Abstract |
種子は、人類の重要なタンパク質源であり、将来の食糧不足を考慮すると、タシパク質の高集積化が望まれる。このためには、種子貯蔵タンパク質の輸送・集積の分子機構を解明する必要がある。今年度は、以下の3点からアプローチした。 1.小胞体(ER)からタンパク質貯蔵液胞(PSV)への輸送経路 平成18年度に解析したダイズ、エンドウ、カボチャの11Sグロブリン(11S)の輸送経路の違いを、植物種の違いの影響をさけて、BY-2細胞で解析した。その結果、カボチャ11Sのように会合体を作り易いものでも、発現量が少なければ、ゴルジ体経由でERから液胞に運ばれることが分った。 2.PSVへの輸送を指令するシグナル(VSS)とそのレセプター(VSRとRMR)の構造と認識機構 輸送シグナルには、C末端型、配列特異型、物理構造型の3種がある。昆虫細胞発現系を用いて、ダイズのVSRとRMRを調製し、ダイズ7Sと11Sの各シグナルとの相互作用をビアコアを用いて解析した。その結果、VSRがC末端型と強く相互作用することを見い出した。一方、ダイズVSRの結晶化に成功したが、分解能が低かった。現在、良質の結晶を得るべく努力している。 3.種子貯蔵タンパク質のプロセシングと高密度集積構造の形成 昨年度までに決定したダイズ成熟型11S、プロ11S、カボチャプロ11Sに加えて、エンドウプロ11Sの比較的良好な結晶の調製に成功し、現在、構造解析を進めている。
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Report
(2 results)
Research Products
(4 results)