Project/Area Number |
18390605
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Community health/Gerontological nurisng
|
Research Institution | University of Hyogo |
Principal Investigator |
SAKASHITA Reiko University of Hyogo, 看護学部, 教授 (40221999)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
SATOU Takuichi 東北大学大学院, 歯学研究科, 講師 (10303132)
松下 健二 国立長寿医療センター, 口腔疾患研究部, 部長 (90253898)
加治 秀介 兵庫県立大学, 看護学部, 教授 (90224401)
新井 香奈子 兵庫県立大学, 看護学部, 准教授 (00364050)
三重 幸恵 鹿児島大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助教 (30305148)
寺下 久美子 兵庫県立大学, 看護学部, 助手 (20405369)
|
Co-Investigator(Renkei-kenkyūsha) |
MATSUSHITA Kenji , 国立長寿医療センター, 部長 (90253898)
KAJI Hidesuke 兵庫県立大学, 看護学部, 教授 (90224401)
KIM Woesook 兵庫県立大学, 看護学部, 教授 (90331371)
ARAI Kanako 兵庫県立大学, 看護学部, 准教授 (00364050)
MISIGE Ukie 鹿児島大学, 大学院・歯学総合研究科, 助手 (30305148)
OTSUKA Kumiko 兵庫県立大学, 看護学部, 助手 (20405369)
|
Research Collaborator |
INOUE Masakazu 鹿児島大学, 名誉教授
KUWAHARA Miyoko ライオン歯科衛生研究所, 顧問
NISHIHIRA Tomoko 兵庫県立大学, 看護学部, 助手
ABIKO Yuki 東北大学, 大学院・歯学研究科, 学生
HAMADA Misao ラヴィータウーノ, 理事長
YAMAKAWA Tatsuya 明石市歯科医師会
OGAWA Hiroyuki 明石市歯科医師会
KAMIDE Michiko 兵庫県歯科衛生士会
TAKIMOTO Naomi 愛知県歯科衛生士会
|
Project Period (FY) |
2006 – 2008
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2008)
|
Budget Amount *help |
¥10,450,000 (Direct Cost: ¥8,500,000、Indirect Cost: ¥1,950,000)
Fiscal Year 2008: ¥2,730,000 (Direct Cost: ¥2,100,000、Indirect Cost: ¥630,000)
Fiscal Year 2007: ¥5,720,000 (Direct Cost: ¥4,400,000、Indirect Cost: ¥1,320,000)
Fiscal Year 2006: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
|
Keywords | 口腔保健 / 歯科疾患 / 保健行動 / 高齢者 |
Research Abstract |
本研究は、高齢者にとって望ましい口腔保健行動を検討することを目的とし、質的研究を通じ様々な口腔保健行動を抽出し、それを踏まえ質問項目を作成し、量的研究を行うことにより各行動の口腔健康における役割を評価した。 口腔疾患を防ぐ好ましい保健行動として、(1) 口腔清掃行動(高い効果): 歯間ブラシ・デンタルフロスの頻回な使用、歯みがき時間を充分にとる等、(2) 受診行動(中程度の効果)(3) 禁煙(歯周病に対しての効果)(4) 食生活(歯周病に対しての弱い効果): 甘いもの・間食を控える、お茶をよく飲む等が明らかになった。 口腔清掃を促進する要因として、<ホジティブな信念><アドヘレンス><口腔健康への自信>などがあり、年齢、高血圧などの身体状態は抑制要因として考えられた。受診行動を促進するものとしても<ホジティブな信念><アドヘレンス><口腔健康への自信>などの認知的変数が認められた。 本研究を通じて、口腔健康に関してのホジティブな信念を育成する働きかけ、口腔健康への自信がもてるような援助が重要であることが示唆された。また、好ましい口腔保健行動を援助するためには、年齢や性別などの特性を考慮しながら働きかけることが必要であり、今後は経時的な研究を行ない詳細に検討していく必要があると考えられた。
|