Project/Area Number |
18405002
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 海外学術 |
Research Field |
Environmental dynamic analysis
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Research Institution | Research Institute for Humanity and Nature |
Principal Investigator |
KUBOTA Jumpei Research Institute for Humanity and Nature, 研究部, 准教授 (90195503)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
NARAMA Chiyuki 総合地球環境学研究所, 研究部, プロジェクト研究員 (50462205)
松山 洋 首都大学東京, 都市環境科学研究科, 准教授 (50264586)
藤田 耕史 名古屋大学, 環境学研究科, 准教授 (80303593)
辻村 真貴 筑波大学, 生命環境科学研究科, 准教授 (10273301)
吉川 賢 岡山大学, 環境学研究科, 教授 (50166922)
舟川 晋也 京都大学, 農学研究科, 准教授 (20244577)
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Co-Investigator(Renkei-kenkyūsha) |
MATSUYAMA Hiroshi 首都大学東京, 都市環境科学研究科, 准教授 (50264586)
FUJITA Koji 名古屋大学, 環境学研究科, 准教授 (80303593)
TSUJIMURA Maki 筑波大学, 生命環境科学研究科, 准教授 (10273301)
YATAGAI Akiyo 総合地球環境学研究所, 研究部, 助教 (60353447)
YOSHIKAWA Ken 岡山大学, 環境学研究科, 教授 (50166922)
NAKAWO Masayoshi 人間文化研究機構, 理事 (90142695)
FUNAKAWA Shinya 京都大学, 農学研究科, 教授 (20244577)
MORIMOTO Yukihiro 京都大学, 農学研究科, 教授 (40141501)
NATSUHARA Yoshihiro 京都大学, 地球環境学堂, 教授 (20270762)
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Project Period (FY) |
2006 – 2008
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2008)
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Budget Amount *help |
¥15,350,000 (Direct Cost: ¥13,100,000、Indirect Cost: ¥2,250,000)
Fiscal Year 2008: ¥5,070,000 (Direct Cost: ¥3,900,000、Indirect Cost: ¥1,170,000)
Fiscal Year 2007: ¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2006: ¥5,600,000 (Direct Cost: ¥5,600,000)
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Keywords | 乾燥地域 / 灌漑農地 / 農業開発 / 水資源負荷 / 水循環 / 河川流量 / 灌概農地 / 河畔林の衰退 / ソ連邦崩壊 / 環境変動 / 水資源 / 土地利用 / 人間活動 / 国際情報交換 / 中国:カザフスタン:キルギス / 水環境 |
Research Abstract |
中央ユーラシア乾燥域のうち、中国側の新疆ウイグル自治区のタリム河では、1950年代以降、新規灌漑農地開発が進行した。この際新たに開発された農地は、従来は塩分濃度が高いなどの理由により放棄されていた土地などであったため、除塩のために灌漑水が通常よりも多く必要とされるなど水の利用が助長され、タリム川を形成する主要な三つの河川、ヤルカンド川(本流)、アクス川、ホータン川のいずれもが、その流出量が1950年代から1990年代にかけて約60%程度まで減少し、下流部での深刻な水不足、灌漑農地の放棄や河畔林の衰退などを招いたことが明らかになった。同様な農業開発の水文環境への影響は、天山山脈北側のジュンガル地域、さらに西方のカザフスタンをはじめとする中央アジア地域でも起こったが、カザフスタンなど旧ソ連邦諸国は、ソ連邦の崩壊という政治・経済的な打撃によって、逆に環境への負荷が一時的に減少する結果となった。
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