Budget Amount *help |
¥3,390,000 (Direct Cost: ¥3,000,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2008: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
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Research Abstract |
本研究は, ボリュームデータを, 格子構造の情報に頼らずに精密に補間して高品質なスカラー場を生成し, これを医療手術(のシミュレーション)等で変形する軟組織の可視化に利用する技術を開発したものである。補間手法としては, 入力の離散スカラー値分布に関して, 正規格子データにおける均一な分布であっても, また, 非正規格子/非格子データにおける不均一分布であっても適用可能な「ボリュームMPU 法」を開発した。これにより, 正規格子データが手術シミュレーションによって変形して非正規格子データになっても, 精密な補間と高品質な可視化が可能になった。また, 可視化に関しては, ボリュームデータの標準的な可視化手法であるレイキャスティング法とボリュームMPU法の親和性が良いことを確認した。加えて, 大規模データの可視化に適した「モンテカルロ法に基づくポイント・グラフィックス」等を開発し, これらをボリュームデータ等値面の高品質可視化や半透明な透過的可視化に応用する手法を開発した。さらに, 開発した手法の構造解析への応用についても追求し, その有効性を確かめることができた。
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