Project/Area Number |
18530213
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Economic policy
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Research Institution | Nihon University |
Principal Investigator |
SUHARA Manabu Nihon University, 経済学部, 教授 (50139078)
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Project Period (FY) |
2006 – 2008
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2008)
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Budget Amount *help |
¥4,060,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥660,000)
Fiscal Year 2008: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
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Keywords | 経済体制 / 社会主義経済 / ソ連経済 / 工業生産 / マクロ経済指標 / 工業生産指数 / 農業生産指数 / ソ連 / 国内総生産 / 帝政ロシア / ロシアソビエト連邦社会主義共和国 / ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国 |
Research Abstract |
滅したソ連の公式マクロ経済指標には多くのバイアスが含まれており, 全体としてソ連経済の成長は大きく過大評価されていた。そうしたバイアスを取り除き, 可能な限り正確な経済指標を推計することが, 本研究の目的であった。研究は, 主として時間の制約のため工業生産の分野に限定される形となったが, 従来の公式統計とは大きく異なる結果が得られた。たとえばソ連工業生産は, 公式統計によれば1913年から1990年において220倍になったとされるが, 本研究によれば40倍になったに過ぎない。公式統計における過大評価は, ソ連時代を通して見られたが, 本推計結果と公式統計との乖離は, 1950年以前よりも同年以降のほうが大きいことが判明した。
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